複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.701 )
日時: 2016/06/11 16:03
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「さぁ真剣勝負だ!!」


河上は日本刀を霜月に向ける。

霜月は、同じく日本刀を出そうとするが、霜月はある事に気付く。


霜月一族に伝わる妖刀、地煉獄天国じれんごくあまくにが刺さっていたからである。



当時の所持者である白夜は、白咲の元へ行っていた。



霜月は、妖刀に触れる。


すると、霜月から禍々しいオーラが出現。


河上は縮地術を使い、目にも止まらない高速移動で敵の間合いを詰め、霜月の死角を突く。



「切り捨て御免」



霜月は、刀を刀で受け止める。

すると、河上の刀から無数の斬撃を飛ばす。


「閃光刃・百花繚乱」



霜月は大きく動き避ける。



河上は電光石火の如く霜月の心臓目掛けて刺そうとする。



霜月は刀を地面に突き刺し、その刀の上に乗りそのまま飛ぶ。

霜月は、手榴弾を河上に向かって投げる。



河上は手榴弾から離れ、刀を強く振り手榴弾を斬る。



すると、妖刀は勝手に河上の元へ貫こうとする。


河上は電光石火の如く避け、妖刀の刀身に向かい刀を斬ろうとする。



「災いを呼ぶ悪め。折ってくれる!」


すると、妖刀は消える。



霜月が後ろから妖刀を持ちながら河上を襲う。



「さっきのは幻覚だよ〜」



「しかし、その妖刀。刃こぼれしているぞ。俺のダイヤモンドさえ斬る斬撃に耐えられるのか?」




河上の能力は、日本刀に高エネルギーを流す事。エネルギーが流れる事により、切れ味が恐るべき物になっており超合金だろうがダイヤモンドさえぶった斬る。

さらに、日本刀自体に影響は無く、錆び等があった場合等でも切れ味が維持できる。

とはいえ、見栄えが悪いのでちゃんと手入れはしている。



霜月は、妖刀を振る。


「ハハハ!力が漲って来るよ!刃こぼれなんて……」



霜月が刀身に手を翳すと、刃が研ぎ澄まされたかのように綺麗になる。


「世界に災いを呼ぶ力を持つ妖刀。まさに悪だ」



「その為に霜月一族が皆殺しにされた。……悪だから。



その短絡的考えに反吐が出るね〜」


「……そもそもその妖刀を処分すれば良いだけだ。そうすれば皆殺しなんて事は起こらない」


「この刀は霜月一族の宝。それをゴミ同然に捨てる訳にはいかないねっ!」


「霜月に説教は不要か。その小さな体でも俺は容赦しない。せめて、墓くらいは創ってやろう」


「お前の墓をかな?……この魔剣の威力を見せてやるよ!」




霜月は、禍々しいオーラを身に纏う。