複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.702 )
- 日時: 2016/06/11 17:16
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
霜月は、妖刀を強く振る。
すると、変速的に動く衝撃波が多数現れる。
河上は衝撃波を見る。
「立花の能力と似ているな。全て斬るのみ!」
河上は衝撃波を斬り、霜月の視界から外れ霜月に向かって、閃光刃・百花繚乱を繰り出す。
霜月は、刀を上に振る。
すると、衝撃波が上に飛び、河上目掛けて下に雨のように落ちる。
河上は電光石火の如く避け、霜月に向かう。
霜月は、刀を投げる。
刀から避けられない程、巨大な衝撃波が発生。
河上は、エネルギーを刀に溜める。
「少し腕を使うが.....!」
河上は巨大な衝撃波を刀で受け流す。
そして、返し技、影之太刀を披露。
刀を持たない霜月は妖刀に目を向けている。
すると妖刀の刀身が、破裂。
破裂した刀身の部位達が河上目掛けてやってくる。
河上は避けるが若干ダメージを負う。
妖刀は、刀身が生え始める。
霜月は妖刀を掴む。
「もはや、オカルトだね。この刀ー!面白っ」
「小悪党には似合わないな。そんな刀と呼べない刀は」
「お前も衝撃波出してんだから変わらないでしょ!」
「.....年上にお前呼ばわりされたくないな」
「ハハっ!……平和や正義を考えないで刀を振った感想は?」
「この刀を存分に振るえてしまうこの時代を恨んでいるよ。人間はいつの時代も、権力者が正常を失っている者に変わり果てている。実に情けない。先人の過ちを何度も繰り返す。愚かな化け物よ。そして、お前等霜月一族もな」
「……私もまだまだ未熟ね。この妖刀を使いきれていない。さて、このまま戦っても決着がつかないね〜。
次の一撃で決めるよ。そして、華々しく散れ」
「ならば、見せてやろう、本物の暗殺を」
河上と霜月は互いに刀を構える。
「……貴様の命、頂戴する!」
河上は縮地術を使いながら、刀にエネルギーを溜める。
霜月も、禍々しいオーラを刀に集め、河上に向かう。
そして、霜月と河上は刀で交戦する。
互いに大きく刃こぼれする。
河上は切れ味が落ちる事が無いが、霜月も切れ味が再生する。
「俺を一撃で殺すんじゃなかったのか?」
「私はまだ、命があるよ。頂戴するんじゃないの?」