複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.712 )
日時: 2016/06/14 17:47
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

女子トイレでは、複数の男女が踊っている。


服部は話す。


「花子さんは出たの?」


「全然だ……。おまじないが違うんだろう……」


「……そうか」


初凪は五代に聞く。


「本当に都市伝説なんてあると思っているの?オカルトはあまり好きじゃないの……。子供っぽくて……」


「でも、楽しいのよ。本当は花子さんなんてどうでも良い。賢治以外の人は仲間と楽しめれば良いのよ。賢治は花子さんを本当に召喚させようと思っているらしいけど……それに……どうせ、私達は離ればなれになるからね」


「……え?」


「将来の社長や幹部が、ライバルと一緒に幽霊探しなんて出来る訳無いでしょ……。中学に進学したら、経済や株の勉強をしたり、海外へ留学しないと駄目なのよ」





「へぇ〜……ゆずの所は何も……」


「いずれ言われるわよ。お父さん、有名な学者さんだから、俺の後を継げー!とか」



「……」


「まあ後一年以上あるんだから、楽しくいこうよ!」




「はい……!」











そして、改めて初凪は自己紹介をする。


「は、初めまして。初凪 楪 です」



「僕と五代は言ったから他の奴、自己紹介な」






「俺は奈良崎。……父さんは政治家だけど行方不明だ。まあ、それでも帰って来るって信じているよ。ちなみに、超能力は、手から吸盤を出せる事だ」


「私はカロリー。お父さんが、同盟国の大統領よ!扇動能力を持っているわ。勿論、仲間の貴方達にはしないけどね!」


「俺は絶対的な強さを誇る……丹田にだ。次期内閣総理大臣の呼び声高き政治家の養子だぜ……。俺の能力は、手から生温かい風を出せる事。最強だろ?」






「初凪。楽しくやっていこうな!」


「ありがとうございます!」


そして、このメンバーで初凪と遊ぶ事が多くなる。



特に、五代と初凪はかなり、仲が良くなる。



「今日も家でゲームしようよ!両親いないし!」


「良いの……?」


「良いんだよ。両親は仕事で帰って来ないんだから!」





ちなみに初凪の家も両親が帰って来る事は無かった。理由としては、恋色羽の輪廻転生の能力について調べていたから。


母親も教師の仕事を休み参加中。



両親が忙しいから会う事が出来ない。

だが、自分にも構って欲しいと言う感情から少しずつ親に対して反抗心が芽生える。