複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.719 )
- 日時: 2016/06/15 17:51
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
初凪は、母親が出所するのを待つ。
そして、母親が刑務所から出て来る。ちなみにマスコミは、父親の権力で抑制している。
「お母さん……」
すると、お母さんは突如、マスコミに撃たれる。
マスコミは叫ぶ。
「……権力により暴行、殺人未遂の罪を踏みつぶしやがって!」
マスコミは銃を乱発。
初凪にも銃を向け撃とうとする。
「あまりにも、五代さんが可哀想だ……。五代の恨み、俺が晴らしてあげるよ!」
銃弾は初凪に向かう。
しかし、父親が初凪を庇う。
「……お父さん」
マスコミは逃げる。
関係無いマスコミは、両親を撮る。
初凪は号泣する。
父親と母親を撃ったマスコミは電話する。
「死神様!撃ち殺してやりましたよ!」
「……ご苦労だったね〜。それじゃ、君、死んで良いから」
「え?」
マスコミの後ろに、榊原が現れる。
「お前には恐ろしい幻覚を見せてやるよ」
マスコミは、幻覚に怯える。
父親と母親は、アポロン医院で治療。
しかし、回復の見込みは無かった。
そして、数時間後、息を引き取った。
初凪は泣き叫ぶ。
一方、ダムネイションの社長室では。
榊原がある人物を訪ねやってくる。
「報酬はいりません。我々は、死神が楽しければ良いのですから」
「……そうか。金は腐る程あるのに……HNRΩが、いなくなってから金の使い道に困ってね」
「それより、αbsf(アルファ=バイオセンサー=フォワード)。社長に就任するんですか?大出世ですね」
「ははっ……。ええ、今や、この惑星の反対側まで、支部がありますからね。この巨大組織をどうまとめるのか……。頑張りたいよ」
「それより、子会社のバタフライの行方は?」
「……綺麗な蝶にも寿命はあります。所詮、虫だ」
一方、小木グループは。
幹部である服部の不祥事で、評判は下がっていた。
社長は、小木 雄二(おぎ ゆうじ)。
小木 修一郎(元ルサンチマン)の父親である。小木 武美とは離婚していない(理由としては子供の為らしい)が縁を切っている。
「まずい……。小学生の暴行はイメージが下がるぞ……。我々には、警察も政府も後ろ盾が無いからな。それどころが、これを皮切りに我々を潰しにかかるぞ……」
後に、小木グループは、ダムネイションにより、次々と潰される運命にある。
「やっと、世界進出したのに……」