複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.729 )
日時: 2016/06/17 18:55
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

姿無き虎の前には、芽小折と桐生がいた。


「おっ!当たったで〜。さすが、桐生さん。……それじゃ、取引を」


後一条は能力を発動する。

「weather control。雷」



後一条の能力は、気象制御。
世界の何処かの天候を借りて、自分の周囲の天候を変える。借りた天気を変える事は出来ないがある程度は制御出来る。


天から降る雷は、全て芽小折に向かう。


芽小折は、雲を発生させ、固形化し、雷を閉じ込める。



「……人質がどうなっても良いのか?」



月丘は叫ぶ。


「死体は貰って行くぞ」



桐生は笑う。


「残念、監視カメラで見られているよ♪」


「あー……それじゃ……死ねでやんす」



芽小折は、雷雲を投げ飛ばす。



後一条は薙刀を所持し、雲を避け、世界中から天候を借りる。



「weather control。台風のち鎌鼬」






後一条は、何処かの国から、台風と鎌鼬を借りる。雷は返す。






桐生は逃げる。


「勝ち目がない闘いは退散〜♪」



フローラは、♪で衝撃波を造り、桐生に向かう。



「大人げない事しないで、大人しく死んだら?」


「子供なのに、死ぬとか使っちゃ駄目なんだよ〜!」



フローラはピアノを具現化させた状態で、♪の弾丸を創り上げ、桐生に攻撃する。


桐生は、避ける。



「僕は暇じゃないんだよね〜。それじゃ〜!」



桐生は逃げる。


すると、桐生の後ろに、HNRΩが現れる。









「……アンタは……!!」



「面倒だが、世界が本当に滅亡する前に、逆お礼参りをしたくてね。その第一号として選ばれたんだ。喜んでくれ」




「HNRΩ!私の大好きだったパパとママを返して!!」



「初任務がお前の両親を殺す事だった。実に、快感だったよ。ハーデスから生み出された兵器として生まれて悲しい思いをしていたが、殺す事だけは面倒で、退屈にならなくてね……。


俺はお前を消去(デリート)する!」












モルドと月丘は、移動する。


すると、ビルの中から争う音がする。


「何でしょうか?」




ビルの窓から、ロビンソンが現れる。





天竒は、窓から顔を覗かせる。



「あれは……モルドかー?機士を造る前に造っていた唯一のアンドロイド……。うわっ、本物じゃん!」






ロビンソンは、ビルの近所の美味しいパン屋の菓子パンを食べる。


「……腹減った……。空腹に鍵掛けるか……」





ロビンソンは、ポケットから鍵を出し、腹に刺す。そして、鍵を閉め、またポケットに入れる。





ロビンソンは菓子パンを捨てる。


「さて、栄養はあまり考えないで頑張るか!」







一方、ファントムは。





「姿無き虎が、暴れているんだね?それじゃ、照山がいる可能性が高い、直ぐに未来予知して照山の居場所を見つけるんだ」


「……分かりました〜」









桐生は照山達を見る。



「それで?いつまで、ファントムを参謀役に使うの?アンノウン」




「……まだまだ、役者はそろっていないよ。アンノウンもロンギヌスもドライアドも姿無き虎もサディスクラブも。




魔剣も聖剣も」





アンノウンは、魔剣を持ちながら笑う。