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モルドは、卯敷の元へ行こうとするが、その近くにホログラムの翼を広げた製作者が現れる。

「後一条も酷いな〜。照山の居場所を知っているなら教えてくれればいいのに」


「……ペッグさんですか」


「やあ、もうすぐシーザー君がこちらに来ると思うから待っててね」


「あの巨大アンドロイドですか？」

「そうだよ」





サディスクラブとシーザーは、現在、ダムネイションの実態を捜索中。


ほとんどの社員が戸籍が存在していない事が発覚していた。戸籍が無い理由は、アンドロイドの為。





現在、ヴァイオレッタは卯敷を人質にして立花をドライアドのメンバーにしようとしている。河上はそれを阻止しようとしている。




河上は立花に話す。



「卯敷は依頼主。必ず救い出す」

「ああ....その通りだよ。それに記憶も取り戻さないとな」


「....悪をこの世から立ち切ってくれる！」





ヴァイオレッタは嘲笑う。


「残念ですがこれからの世の中は貴方達の様な者が悪に変わるんですよ。私の理想に反する者。それが悪です。


私の理想社会の糧となって下さい。河上さん」





ヴァイオレッタは卯敷の肩を、素手で貫く。



「うあああああああああ！！！！」


「良い声ですね。奴隷には相応しい男です」




河上は聞こえない様に話す。



「これ、男と女が逆だったら大問題だな。作者はエロゲーのしすぎとか言われそうだ」

「いや、逆じゃなくても大問題だ....それに作者って誰だ?本当に真面目だな。河上って....！そんなの気にせずに....ダチを、世界を救おうぜ？それに真面目な河上からエロゲーと言う単語が出るとは....そんな一面があったとは」