複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.743 )
日時: 2016/06/20 15:49
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

HNRΩは、右腕を槍状へ変化させ、シーザーの足に向かって切ろうとする。

シーザーは、特殊金属で作られた鉄壁の盾を使い防御。そのままHNRΩを押し潰そうとする。

HNRΩは、シーザーの腕に上り、両肩から超小型ミサイルをシーザーの顔に十数発発射する。


シーザーは、怯む。


HNRΩは、シーザーの目に向かう。


HNRΩはライフル型の高エネルギー光線銃DC(ドライブキャノン)を使い、シーザーの目を破壊しようとする。


「巨大でもいくつかの機能を失えば、攻略なんて簡単だ……」





フローラは、ピアノを具現化させる。




シーザーは、目の機能は失っていないが目にダメージを負う。


「……地獄の最下層まで叩き落としてくれる!」


「そんな酔狂で都合が良い世界は無いぜ?無能な人間が創ったただの妄想だ」


HNRΩは、高層ビルの窓を右腕の槍で叩き割り、中に入る。



HNRΩは、シーザーの目に向けてライフル型の高エネルギー光線銃DC(ドライブキャノン)を撃つ。



「いずれ、機能を失い、壊れた目から内部への攻撃が可能になるんだ。面倒だが……」



HNRΩはフローラを見る。


「今さら何をしようとも襲い。むしろ、シーザーの足手纏いだ……」



フローラは、傷だらけになりながらピアノで演奏している。


「……この憎しみを!パパとママの為に!あのロボットを破壊してやる!」


シーザーはフローラに話す。


「……今の君の姿を見て、パパとママは喜んでいると思うかい?」


「……何?私の味方なんでしょ!だったら、私の意見に反対しないで!」


「味方だからこそ、君に道を外して欲しく無いんだよ。大切な人だからこそ、君を憎しみの連鎖から救いに来たんだよ」


「……偽善者ね。説教なんて聞き飽きたよ。私は歌える世界があれば良いの」



「本当にそう思っているならば、敵を討とうなんて思わないはずだ」








HNRΩはフローラを見る。


「結局、人間は都合が良い事しか考えられないんだぜ?実に気分が悪いよ。

それにプライド、憎しみとか、無駄なプログラムが備わっていたり……反吐が出るよ」





シーザーはHNRΩを睨む。


「人間だって優しさや欲を捨てる事が出来る。これから来る完全な秩序には、温かい世界が待っているんだ」



「……やっぱり混沌が好きだな」