複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.756 )
日時: 2016/06/22 20:24
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「そりゃ、いないッスよ。砂金なんて人間は何処にも存在していないんだから」


突如、影から安藤が現れる。

尾瀬ヶ原とは知り合い。


「対馬君じゃないかぁ!」


「……砂金については大体の目星は付けているッスよ。そして、霊犀の両親を殺した犯人との関係を」



星宮は警戒する。


尾瀬ヶ原は話す。

「こいつは絶対に裏切らないから大丈夫だぁ……」


「そうッスよ。尾瀬ヶ原さんは命の恩人ッスから!」





「でも、今回は金が無いから頼めなくてだなぁ……。むしろ、借金しているし……」



「それじゃ……姫哭さんのサインで考えるッス!」


「姫哭はそんなに有名なのか?」


「そりゃ、女子高生で、あんなに巨乳ッスよ。見逃す訳には行かないッス。それに、同じ影の能力で、親近感湧くッス!」




尾瀬ヶ原は承諾。



「基本前払いッスけど、今回は特別に直ぐに教えるッス!」




安藤は砂金の正体を話す。
















一方、霊犀達は学校にいた。




学校では、立ち入り禁止区域について話し合っていた。



「いつになったら、私……家に帰れるのよ!」


立ち入り禁止区域に家がある人は、友人の家や実家、新しい部屋に引っ越す等の対処がされた。




「そう言えば知ってるか?立ち入り禁止区域の中で、唯一……あの天淵一家の屋敷だけは立ち入り禁止区域じゃないらしいんだよ」


「ネットのガセだろ?と言うか天淵って誰?羽柴」


「知らないのかよ。大昔から続きマスコミ、警察、政界に深い繋がりがある陰陽師一族だ。しかも、その分家があの霊犀一家なんだぜ。

……しかもオカルト同好会で、一番好きな陰陽師ナンバー1は、あの天淵 総十郎様なんだよ!」








朽葉は霊犀に土下座する。


「お願いだ!白樺を救ってくれ!……霊犀さんの事情もあるのは分かる。

でも……お願いだ」



「....止めて!友達に土下座なんてしないで!」




花霞も朽葉に土下座を止めさせる。



石楠花と姫哭は無言で霊犀の傍にいる。





「姫哭。学校に武器持ってきて良いんだっけ?」

「.....これは護衛用。それに京咲を返してもらわないと」