複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.761 )
日時: 2016/06/24 19:31
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

天淵は、姫哭と霊犀に攻撃する。


「焼け死ぬが良い!」


「....こんな事をして何が幸せよ!」


「黙れ.....!何も分からない女子高生が!」


姫哭は距離を置き、両手に拳銃を構える。


「私はそれくらいでは死なないぞ?」


天淵は錫杖と呼ばれる柄だけの刀を向ける。


霊犀は叫ぶ。


「それは私のお母さんの....返して下さい」


「禍よ。結香を燃やし尽くせ!」



化け物は霊犀を襲おうとする。


姫哭は影で禍を抑え込む。



天淵は錫杖を姫哭に向ける。


姫哭の周りに大木達が現れる。


大木達は学校を貫く程高く成長する。




姫哭は大木に囲まれ閉じ込められる。


姫哭は大木を斬るが、大木はすぐに斬った所から成長し、また閉じ込められる。


姫哭は影の中に入って脱出しようとするが、天淵が姫哭の所へ行く。


「....死ね」



霊犀は天淵を止めるが、化け物が火を霊犀の周りに撒き邪魔される。


霊犀は洪水を起こすが、火は止まらない。




「これで終わりだ。結香!」



姫哭は扠武澤を呼ぼうとする。


すると、狐の仮面を被った二人の男女がやってくる。

「.....」


「結香は元気ね?羨ましい」


狐の仮面を被った二人は、霊犀の両親だった。



霊犀は驚く。

「確か....成仏したはずなのに!今度はお父さんまで」





「式神。私の事を思い出して。そして、私との約束を思い出して」



「陰陽師が幽霊として出て来たか。これだから、分家は……恥を知れ!」



霊犀の父親は叫ぶ。


「罪の無い女子高生を殺す方が恥だと私は思う。例え、陰陽師の規律に背けようが、人間である事を止めてはならない!」


「幽霊に説教される筋合いは無い!除霊してやる!」




すると、禍は可愛らしい狐に姿を変える。



「な、何だ!禍よ!」