複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【6月30日にオリキャラ募集終了】 ( No.764 )
日時: 2016/06/25 15:07
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

狐は天淵が持っていた刀を奪い、霊犀の元へ置く。

霊犀は呟く。

「ラストは........今じゃない..........まだ終わってない!諦めてたまるか!!


「六任・神羅!」


天淵はそう叫び、霊犀に立ち向かう。


霊犀は狐と共に天淵を貫く。


天淵は無傷で倒れる。




「もう終わりなんだよ。結香。.....もう終わりだ」





天淵は誰かに電話する。



「結香を今すぐ施設にぶち込め」







しかし、何も起こらない。


霊犀の両親は狐のお面を天淵に放る。




「今此処で死ぬのか。私達と同じ道を辿るのか。選択してください」


「誰が....幽霊なんぞに!早く、私を助けてくれ!砂金!」





姫哭は刀を持ち、天淵に向ける。


霊犀は止める。


「叔父さんは悪くない....」


「何言ってんの?」


「悪いのは環境と権力と欲望。....叔父さんは被害者なのよ」


「....結香?」







霊犀は天淵に狐のお面を被せる。



そして、天淵は霊犀の両親の方へ行く。




「お母さん....お父さん....」



「人生も物語も終わりなんか無いのよ」

「終わってもまた、新しい世界が始まる」





天淵と霊犀の両親は消える。






「結局、霊犀の母親って良い人だったの?結局、天淵は....」


「.....分からない。何も。とりあえず、叶多達の所に行こう」






石楠花と花霞は、朽葉に応急処置を施す。しかし、朽葉は動かない。




「蓮....」









朽葉は体中の水分を失い死んでいた。


霊犀は呟く。


「守れなかった....友達を」











すると、空間は移動し、立ち入り禁止区域に何時の間にか霊犀達は立っていた。






目の前には、ノヴァと白樺がいた。


花霞は驚く。