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花霞は白樺の所へ向かう。

白樺は気絶していた。


ノヴァは花霞を見る。


「....誰かしら？折角、野外で楽しんでいたのに」


花霞はノヴァを見る。


「貴方が....和人を誘拐したんですか？」




途端に、ノヴァは花霞を攻撃しようとするが、白樺が起き上がり止める。



「....叶多に手を出すな！」



「叶多....？ああ、貴方の幼馴染ね？和人から良く聞いていたわよ」




石楠花はノヴァに驚く。

「あ、あれが……犯人」



すると、死神が現れる。



「み〜つけた！」


ノヴァは死神に反物質で形成した球体状のエネルギー弾を放つ。



死神は避ける。


「柴田君は、口裂け女の所に行ってるから能力を制御出来ないな〜。天竒を記憶改ざんすれば……」



すると、ナナシがノヴァの前に現れる。

ノヴァはナナシを腕を振りエネルギー波を発生させる。



ナナシはエネルギーを崩壊させる。





ノヴァはナナシを見る。


「貴方は死神なんかの指示を受けるだけの人形。そんなの楽しいかしら？」


「……」




白樺は花霞を連れて逃げようとする。


「和人....私、これまでの事を謝らないといけないし、一緒には」


「....今度こそ、俺は叶多を守る。その為に強くなったんだ」




死神は白樺を見て、少しだけ笑う。



「……ふられちゃったな〜」




ノヴァは白樺を追う。


「私は貴方がいたから....人間に対する考え方を変えられたのよ。私は貴方の事が！」








ノヴァの言葉に霊犀が遮る。



「もう....誰も失わせない！」



霊犀は柄だけの刀をノヴァに向ける。