複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集終了】 ( No.814 )
- 日時: 2016/07/08 20:05
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
ルルディは五十嵐を抱えて逃げる。藍楷もブライアンを連れて逃げる。
アルベルトはルルディを見る。
「私が逃がすとでも?」
フリューレはアルベルトの頭を掴む。
「アンタ、モ、兵器」
フリューレはアルベルトを叩きつける。
アルベルトはフリューレに攻撃する。
フリューレは右腕で攻撃を受ける。
すると、フリューレの右腕は斬れる。
「確かに、私も兵器だ。
……しかし君と遊んでいる時間は無い。私は彼女を殺さないと」
フリューレは無表情になる。
「.....」
一方、ルルディと五十嵐は、藍楷と共に逃げていた。
ルルディは愛楷に五十嵐を託す。
「え?え?」
「....フリューレを救います」
「いや……敵だよ?」
「いいえ....ワタシの妹です」
ルルディはフリューレの元へ行く。
アルベルトはフリューレの左腕を斬ろうとする。
ルルディはバリアーでアルベルトを包む。
バリアーは何層にも重なっていた。
「ルルディ....」
「フリューレ。ワタシ達は兵器じゃない。
人を殺す為だけに生まれた存在かもしれない。
だけど誰かが本当に必要としてくれる時が来る。本当に生きる意味を教えてくれる人が現れる時が来るのよ」
フリューレの身体はショートする。
「理解不能。理解不能。理解不能理解不能理解不能理解不能」
アルベルトは素早く動きフリューレの身体を斬る。
「え?」
すると、フリューレの身体は大爆発を起こす。
淡雪と梅雨明は家からその爆発を見る。
「……凄いわね」
「恐らく規模は50キロ。あそこの地域は壊滅的だな」
関係が無い人にはそれくらいにしか関心は無い。
裏社会に関心を持ち薄皮一枚捲れば、其処は腐敗した世界。
腐敗した世界ではαbsfが博士と共にアルベルトの残骸とフリューレを見る。
「まさか、フリューレが自我を持つと自爆するシステムを造るとはね〜」
「ああ、代わりはいるから。それより、アルベルトはやはり役には立たないな。無能だ」
「まだ実験中だからね。エリアスも一人で頑張っているんだから応援しないと!」
「そう言えば、ルルディは……?」