複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.91 )
- 日時: 2016/01/09 10:43
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
神代は話す。
「さあ、殺すのよ。その偽りの存在を。私の邪魔をする奴は皆、死ねばいいんだよ!!!」
俺は理性を失い、叶多に襲おうとした。
バン!
銃声が鳴り響く。
神代は叫ぶ。
「グハッ!……何でお前が?」
神代は撃たれた、涼太に。
叶多は涼太に話しかける。
「涼太?貴方は涼太なの?」
同時に見覚えのある男が出現する。
「まさか、武藤がやられるとはとはねぇ……」
ちょっと遠くにいる土田とナナシは話しあう。
「ナナシさ〜ん。やっぱり、川宮は、アレでしたね〜?うん、面白いっすね〜。川宮って」
ナナシは話す。
「でも、川宮は不死身の能力じゃないから、そんな危険視しなくても良いはず」
死んだはずの川宮が話す。
「……さて、桐生はまだ生きているかぁ。しっかし、まさか、武藤に勝てる奴が現れるとはなぁ。警視総監……様!にご報告する必要があるな」
涼太は話す。
「蓮。今は行動はしない方が良い、落ち着け」
俺は涼太に話す。
「お前は、捕まったんじゃ……」
涼太は話す。
「逃げたんだ。まあ、何か敵は俺の事には、気にしてもなかったが」
川宮は叫ぶ。
「もう、いいや!お前ら、此処で死ね。事故として、処理してやる。いや……心中か?」
涼太は話す。
「逃げた方が良いかもな。蓮、叶多」
俺は呟く。
「叶多は、似非なんだよ!涼太、今説明するから……」
叶多は、悲しそうな顔をこちらに、向けている。
まるで、本物の様に。
涼太は話す。
「似非だろうが、何だろうが、彼女は彼女だ。逃げ……」
涼太は気絶した。
俺の目の前にいたのは、武藤だ。
ちょっと遠くにいる土田とナナシも気絶していた。
川宮は話しかける。
「お前も、そうだったのかぁ?しかし、オレの真実の能力は否と答えているがぁ……。前から思っていたが、お前だけ真実が見えないんだよぉ。どう言う事?」
武藤は話す。
「記憶操作開始。対象 この場にいる俺を含まない奴」
全員、気絶した。
突如、一人の男が現れる。
「あー……。こいつ等に今、何した?後、土田とナナシについても」
武藤が話す。
「お前が、我々の運命を変えた黒幕か……。花霞 叶多を除く三人の学生は、日常へ戻す。川宮は、俺が死んだという記憶を消した。桐生は記憶を書き換える必要は無いと判断。お前の仲間である土田とナナシは、勿論記憶を書き換えた」
男は話す。
「あ、そう。それじゃ俺も手伝うよ、暇だし」
瞬時にして、武藤と花霞を除く者達が消える。
武藤は、花霞を持ち運ぶ。
武藤は呟く。
「黒幕が時を止める能力者か。全く、アンドロイドや違法サイボーグでもいっぱいいっぱいなのに、さらに敵が増えたか……」