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複雑・ファジー小説
- Re: 天使の翼 ( No.33 )
- 日時: 2015/12/27 11:00
- 名前: 猫のスーパーハルサメ ◆15FVZlz4dc (ID: qESkNdgF)
番外編2「この世界の神話や宗教について」
この世界ではおよそ三億年前に創造神が誕生し
神界、人界、悪界を創り、その三つの世界の中心に自分だけが行き来できるようにメビウスの環を創ったと言われている。
その後、創造神は三柱の兄弟神を生み、長男に神界を、次男に悪界を、そしてまだ幼い三男に人界を任せ自分はメビウスの環の中心に居座り、裏で世界を統治するようになる。
そのため、神界を任せられた神を神界神、悪界を任せられた神を悪界神、人界を任せられた神を人界神と呼ぶようになる。
しかし、二億年前、悪界を任せられていた悪界神が突如として創造神に牙を剥きメビウスの環に侵攻する。
その後、悪界神もメビウスの環を行き来できる方法を見つけ、神界を強襲する。
神界神もそれに対抗し神界神と悪界神の永きにわたる戦争が行われる。
その戦争を聖魔神戦争と呼ぶ。
それから9600万年後、戦争は終わり神界神側の勝利に終わるも、神界に大きな被害ができ、悪界は滅びる。
その後、一億年前に神界に悪界の魔物が蔓延り、1000万年前に神界神の使い魔である天使と魔物の間に争いが起きる(天魔戦争)
その戦いは500万年続いたのち、共倒れのまま終わりその影響により神界は神の玉座を除き完全崩壊、天魔戦争の生き残りである魔物と天使はそれぞれ人界に逃げ込んだという。
それから300万年後、人界に生命が誕生した。
ここまでがこの世界の神話である。
今のところの、信仰されている神は創造神、神界神、人界神のみであり、悪界神は世界を破滅に近づけた巨悪とされている。
天使族は基本的に嫌われているが一部で熱狂的に信仰されているという。
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