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複雑・ファジー小説
- Re: 天使の翼 ( No.9 )
- 日時: 2015/12/06 22:37
- 名前: 猫のスーパーハルサメ (ID: qESkNdgF)
その後、ムファンや幼い頃に死んだ父、そして自分について色々知ることができた
1つはムファンは齢9という歳にして魔法をある程度操れるらしい、それはとても凄いことらしく、普通なら魔法使いは15位でないとそこまでの領域に達しないそうだ。
それと、村ではとてつもないほど男勝りな性格をしていて、彼女に泣かされた男子は数え切れないほどだ
2つ目は自分の父が、母と共にこの村来た理由だ。
天使族である母と恋仲になった父は当時同じパーティの人に酷く非難されたらしい。しかし、その反対を押しきりパーティを脱退。そして、数々の村を渡り、ついにムファンの父である村長に認められこの村に住むことにしたらしい。
その後、父がある程度有名な冒険家だったこともあり村の住人は母を差別することはなかったが俺が3歳程の頃、父が流行り病でなくなり、母は差別されるようになったらしい
そして、3つ目は自分の眼のことだ。
幼い頃から自分は眼の色が左と右で違った。
右眼は母からの遺伝で紫眼だったが、左眼は母とは違う赤眼だった。
最初は父の眼の色かと思ったがどうやら父は蒼眼らしく、赤眼ではない。
ということもあり、この赤眼は長年の謎だったが村長に聞いたところによるとどうやら神の眼というもので自分は神の子というらしい。
昔、本で見たことがあり、確かその眼の色によって何かがとても優れているらしい。
例えば、俺の赤眼は剣の使い方がとても優れているということだ。
ムファンは両方とも碧眼であるため神の子ではないみたいだが、逆に言うと神の眼の力がなくてもあれほどの才能だ。とてつもない力を秘めているに違いない。
ということで、僕は剣を学ぼうと思った。
まずは、どの流派を学ぶか決めなければ
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