複雑・ファジー小説

第3章 「手放すか」 ( No.34 )
日時: 2016/07/17 03:26
名前: 花月 (ID: ixlh4Enr)

第2話

シエル「え! あの人そんな事あったの!?」
エトワール「シーッ! 声大きいですよ!!(小声)」
シエル「あ、ごめん」

ぼくは先日聞いた話を早速先輩に話しました。
予想通り、先輩は目を丸くして驚いていました。
にしてもリアクションが激しいですよ本当にもう…

シエル「でもさ、なんか意外だよね。あんな強そうな見た目で」
エトワール「そうですね…剣を使わなくなったら、どうなってしまうのでしょうか…」
シエル「よし! 直接聞きに行こう!!」
エトワール「えー…」

〜〜

クオーレ「は? …なんでお前らがそんな事知ってんだよ…」
シエル「僕たち心配だよ! このままじゃ、クオーレ辞めさせられちゃうかもしれないよ!?」
クオーレ「…お前らには関係ねぇよ」

やっぱり話してくれなかった。
お堅いんだからもう…

〜〜

僕たちはこのまま放っておくのはいけないと思って、ヴォアとマイカにも話した。

シエル「…って事があったみたい」
マイカ「うわぁ〜…えらい痛かったやろうなぁ〜…」
ヴォア「…だから何?」
シエル「だからね、みんなで『クオーレ復帰大作戦!』っていうのをやってみようと思うんだ!」
エトワール「えぇ!? 先輩そんな『大作戦!』ってぼく初耳ですよ!」
シエル「いーじゃんいーじゃん! 面白そうだし!」
マイカ「うちもええと思うで! ほな、まずは作戦会議やな!」
エトワール「マイカさんもノリ気ですか!?」
ヴォア「…別にいいでしょ。勝手に人巻き込むけど、私はどっちでもいいし」
エトワール「えー…」
シエル「よぉし! じゃあ全員参加だね!」

エトワールは少し呆れ顔だけど、「いいですよやりますよ」と言ってくれた。
そしてヴォアも相変わらず無愛想だけど、満更でもないようだ。

散歩をしていた夜の街、ここら辺にはあまり人がいない。

すると



ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!

ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

カンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!!!


静かだった街は、急に警報で満たされていく。

ヴォア「…!?」
シエル「え…!?」
エトワール「警報ですよ! えっと…えっと…!!」
マイカ「うわあぁぁ〜! やかましいわぁ〜!」

シエル「とりあえず、どこか隠れよう!」

なんでそうしたのかは自分でもわからなかったけど、何かしなければ!
そう思って、街の路地裏に入ろうとした。

しかし、

???「ちょっと!!ちょっと聞いてよー!!」
シエル「え? え??」
マイカ「あ、なんか動いとるで? 暗くてよく見えへんけど…」
エトワール「うーん…」
???「もー… いいからこっち来て! そこの女の子たちも!」
ヴォア「嫌な予感しかしないんだけど…(ボソッ)」
シエル「まぁまぁ…」
???「早く来てよ! ここ危ないから!」

僕たちは知らない誰かに引っ張られて、建物の中に入れられた。

〜第2話 END〜
まず、1週間どサボりでしたサーセンしたー!!m(_ _)m m(_ _)m
なんかもう、もうすぐ夏休みなんで、テンション上がっててゲームやってましたv(どうゆうこっちゃ)
ちなみに今週の木曜日から夏休みです。
そっからは更新まともにやれそうなんでよろしくお願いします!
あとどうでもいいけど最近ダンガンロンパハマり始めました。
あと今回短かった(´・ω・`)
〜次回予告!〜
夜にいきなり警報が鳴り始め、
見知らぬ人にいきなり建物の中に入れられた4人。
そこで4人はこの世界の事情を知る。
それは自分たちが思ってた以上に厳しい世界だった。
次回もお楽しみに!


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