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複雑・ファジー小説
- Re: 逢魔譚 ( No.2 )
- 日時: 2017/09/27 22:42
- 名前: Cerisier ◆C6y/eP1VWE (ID: BjWvuHd0)
時は2010年代前半。
現代とは少し違う歴史を辿った日本。
中世に大妖怪を殺し損ね、ヒトならざるモノ、怪魔が未だ生き続ける世界。
怪魔が闊歩し陰陽術が飛び交う世界で、1人の少女が見る「生」とは何か。
【用語集】
● 陰陽師
怪魔と渡り合う能力『陰陽術』を操る者。
人の世を揺るがす様な強力な怪魔が生き続けている限り陰陽術は代々継承されるが、怪魔が衰退すれば陰陽師としての力も消滅する。
●怪魔
人ならざる長寿のもの。妖怪、幽霊から悪魔や吸血鬼まで、全て一括りで呼称されている。
人間社会に溶け込み人を容認する者、自分のルールで他人を顧みない者と、傾向は人と同じく多種多様である。
種族や実名とは別に固有の名前を持つ者、伝説や伝承が世に伝わっている者ほど長寿かつ強力な怪魔となる。
●戯七町 (ぎしちちょう)
物語の舞台となる町。怪魔が集りやすい土地らしい。
怪魔の影響を受けたのはここも例外ではなく、文化や服飾が明治~大正時代のまま。
大地主の働きや陰陽師の名家が構えている事もあってか、治安は思っているほど悪くはない。
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