複雑・ファジー小説

Re: 世界の狭間に-the eternal world- ( No.9 )
日時: 2016/06/25 18:46
名前: まあじゅ (ID: wrLdH9zW)

蝿が…僕の周りをブンブンと…

こんにちは、まあじゅです。
コメントありがとうございます。

>>8
あ、まじですか、残ってましたね…笑
削除に直すことができました。ありがとうございます!
その書き方、早速試してみます。

以下本編…↓


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story1 明るい世界

2

「…」
「…」

明るい空、優しい風、小さな生き物たち…

昨夜の幽霊が出てきそうな雰囲気とは正反対のこの場所に訪れた人間は、誰もが心が癒され、世界の素晴らしさをしみじみと感じさせられるだろう。

そんな場所に、ぽつんと一つのテントが立っていた。

入り口からは『幽霊を見たときの顔』が2つ出ていた。

「…まじですか」

ライクがぼそっと声に出した。


2人の目の前には、確かに、「国」があるのだ。

「…ライク…まさか、僕をテントごと移動させた…?」
「んなことできるかい!あの闇の中そんなことするような変態は人形なんか持ってるはずがない!」

…その年で人形を妹同然のように扱う方が変態だと思う

ノアは出掛かった言葉を飲み込んだ。

「なら、どうして僕達は「国」の前でテントなんか立ててるんだ?」
「僕には分からないよ…わかるはずがない。

まぁ、この「国」の住民に聞けば全てわかるさ」

ライクはウサギのぬいぐるみを優しく撫でた。

「ね、レイラ」




—continue—