複雑・ファジー小説
- 孤独な雪女の心情? ( No.8 )
- 日時: 2016/07/02 13:39
- 名前: 本家&亞兎 (ID: xbduus1y)
吹雪が吹き荒れる…
これは、ワタシがしたことだ…
私は、雪女…
白姫一族の雪女…だが…それはいつの話だろうか。
「ふ、フフ…心地いいな……」
一族は、今やいない。
存在すらしない…ずっと、ずーっと…昔の話し、だからな。
だから、私は孤独だ。
いつだったかな…
ワタシには幼馴染みがいた。
今は、見ない。
そいつは、白姫一族に使える奴だったっけ…
けど、そいつは今はいない。
いや、そいつらも…ワタシが…か。
「ワタシは孤独。ずっと、それでいい______」
- Re: 孤独な?雪女と幼馴染み ( No.9 )
- 日時: 2016/07/03 09:50
- 名前: 本家&亞兎 (ID: z0poZTP7)
元幼馴染みside
雪、ちゃん…何処…
そして、僕は?
「雪、ちゃん…僕は、怖くなんてないよ……だから…」
僕は…雪ちゃん…
幼馴染みだったけど、僕は逃げた…だから…だから______
荒れる吹雪の中に躊躇うことなく入ろうとすると…
「雪女を助けたいの?寒…」
「1人で行こうとしたの?うー、寒!」
人間?
1人は、女の子で、もう1人は男の子…だけど…
「お前〜!雪ちゃんを!」
陰陽師の服を着ていたのだ。
男の子に襲いかかる。
「ちょ!まって!僕は何もしないって〜!」
「うるさい!え…」
僕は…何が起きたのか…ワカラナイ。
「安心して…殺さない…助けるだけ…貴方の力…でも、貴方で充分、か…少し眠りなさい。」
僕は…
- Re: 孤独な?雪女と幼馴染み ( No.10 )
- 日時: 2016/07/04 15:14
- 名前: 本家&亞兎 (ID: 4.ooa1lg)
ーーー
雪女side
…?
気のせいか…誰かが…私を呼んだ気がしたが…あり得ない。
ワタシの一族は滅び、つかえていたものも…スベテ…スベテ……
「雪ちゃん!」
ダレ?
「雪ちゃん!」
なぜ、ワタシの名を知ってる…
- Re: 孤独な?雪女と幼馴染み ( No.11 )
- 日時: 2016/07/05 11:56
- 名前: 本家&亞兎 (ID: 4.ooa1lg)
「お前は、何者だ!」
さらに吹雪く…
「雪ちゃん!落ち着いて!僕は、君を助けたいんだ!」
タスケル?戯言を!
「うわ!雪ちゃん!」
…?
誰かに…抱きしめられてる?
「雪ちゃん、怖くないよ…あの時は、ごめんね…」
見えない…
「雪ちゃん、僕を知らないよね…覚えてないだけか…裏切ったんだもん…」
まだ、抱きしめられてる…
でも…それを…
「離れろ!」
引き離した。
「ワタシは、人とも、何もかも!!縁を切りたいんだ!」
ワタシは…
「雪ちゃん!僕は君に畏怖なんてないよ!」
嗚呼…お前は…
「と、う…が?」
見えないけど、言葉で分かった。
「よかった^ ^雪ちゃん…僕はもう、雪ちゃんを捨てたりしないし、恐がったりしないよ!!」
…凍牙。
「ありがとう…だが、どうして生きている…」
パキ、パキ…
もう、何を言われようが…
ワタシは……
「凍牙とかいったな?もう、ムダだ……ワタシは、孤独のままでいい…人間など、関われない…妖怪は、存在しないであろう?」
それに…ワタシは…
「僕がいるよ!だから、孤独なんて…」
黙れ…黙れ…だまれ〜!
力が、また…暴走した…
- Re: 孤独な?雪女と幼馴染み ( No.12 )
- 日時: 2016/07/05 12:48
- 名前: 本家&亞兎 (ID: 4.ooa1lg)
No side
吹雪がひどいな…
随分と昔に…聞いた通りだ。
「む?」
声が…した。
「…す。彼奴、殺す___」
と…
「……イカレたやつ、か?」
あ、不思議に思うであろう?
何故、吹雪の中でフツーにいるのか…
そんなのは簡単だ。
ワタシが、人間ではないから、だ…
まぁ、多少?は、服装を…ね…