複雑・ファジー小説
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.112 )
- 日時: 2016/08/08 18:49
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
地獄門とヒワノは、不束の父親の所へ行く。
「暗殺者施設とは……国め。俺に喧嘩を売るとは良い度胸している」
「良いね。その顔〜……」
見境はネームレスに戻る。
「一瞬だけど……」
見境は木村に会おうとするがその前に望田に会ってしまう。
「見境さん!」
「あ〜……木村は?」
「木村は容態の悪い成木さんの所にいますが?」
「……成木……。はあ……」
「それより!」
すると、望田は誰かに殴られる。
「……」
「小林財閥へ戻れ。そして殺されろ」
「……」
「お前が戻れば、ネームレスに妨害はしない。お前の命か木村達か殺したい方を選べ」
「分かったわよ……」
見境は小林財閥へ戻る。望田は見境を追う。
「見境さん……」
一方、木村は。
「成木……」
「大丈夫です!私、問題っ……」
「成木!」
「ごめんね……いつも心配させちゃって……」
「大丈夫か?成木?」
「大丈夫、直ぐに良くなって、木村君と最後の試合をして……卒業するの。それが無理でも木村君が最後に勝つ所だけでも見たいな」
「……」
「ぜった……いに、勝ってね?皆に凄い所見せちゃえ……」
成木は意識不明になる。崎峰と榊が木村の元へ行く。
「最後の闘いだ。行くよ」
「俺は此処にいます。此処で彼女との最期の時間を……」
榊は木村を殴る。
「彼女の夢は貴方が試合で勝つ所が見たいんだ。……見させてやれよ。そして、あたし等にも見させてくれよ!あんだけわがまま言って、最後は出ないなんていうな!」
「……ごめん」
「もしかしたら、生き延びてくれるかもしれないし……」
「そうだよな。希望を……。それに、見境も試合を見ているかもしれないし」
「ちょっと……あんたは見境と成木どっちが好きなの?」
「俺は……成木が好きだ」
「そう……」
そして、卒業試験へ木村達は行く。対戦相手の聖のリーダーは何処かで見た事があった。
「お前は……ジャノック!」
「ぐあああああああ!!!」
ジャノックは恐ろしい仮面を付け、ひたすら叫ぶ。