複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.125 )
日時: 2016/08/12 20:16
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

地獄門 裁と一 十真が話し合う。

「アメリカとこの田舎町に、ジャノックと雲井をそれぞれ入れ込むのか?」

「・・・・・そうみたい」

「んで、魔神ミディアムとイマジンが超能力組織の中心となり頑張っているって言う訳か!....俺はもっと制圧とかしてぇんだけどな」

すると、皇が次元を超えて現れる。

「……この組織は俺を何だと思ってんだ?」

「・・・・どうしたの?」

「俺ァよ。乗り物じゃねぇんだよ!アメリカだ、日本だ、イタリアだ、今度はアフリカ、ブラジル、オーストラリア!やかましい!俺をなめんなよ!……あー……刑務所よりマシか。地獄門、一、ジャノックを次元旅行にお連れしろ。その後は雲井だ。本当に面倒だ……」

地獄門と一は影の中にいるジャノックと話す。安藤は水掛の所へ向かって行く。

「水掛一人だと話し合いに負けるッス。死神さんもやる気無いッスから……俺が頑張るッスよ」

「俺は一応、矢城派だけどな!」

「・・・・・・怖いよ〜。モヒカンだよ〜・・・・」

ジャノックはイライラしていた。

「雲井を呼べよオラァ!馬鹿共!」

「何でだ?」

地獄門は言い返すが、一はこの世の終わり並みに絶望する。

「・・・・・・・」

「十真!大丈夫だ!」

「俺の右腕が大怪我してるから仕返しするんだよ!文句あんのか?殺すぞ!」

「ふえ・・?死ね・・・・・?(硬直)」

一は立ったまま気絶する。

「....ジャノック!十真はデリケートなんだ!優しく扱え!」

地獄門は超能力を使い、絶対に雲井の存在を無視する選択をジャノックにさせる。つまり能力で雲井を拒絶させていると言う事になる。その為ジャノックは新天地での闘いに胸を膨らませていた。

「久々にぶち殺したくなるぜ!」

「ころっ・・・・・・?ころっ・・・・・?ふえええええええ!!!」

ジャノックはイマジンと言う組織のリーダーに引き取られる。イマジンは何故か身体が機械化していた。

「私の事は気にしないで。それよりジャノックを見せてくれ」

「戦車でも戦闘機でも木端微塵だぜ?」

「……面白そうだ。君なら規則を壊してくれそうだし」

地獄門と一は次元を超え、今度は雲井をニューヨークへ行かせる。

「ボクはジャノックを倒す!間違っていても絶対に倒すんだ!」

右腕は再生されているがまだ新しい腕に慣れていないらしい。

「再生って……」

「ボクの右腕は最初はサイボーグ化だったんだけど、国の施設から逃げて来たって言う治癒能力を持つ超能力者がいたからボクの右腕は再生されたんだ」

「・・・・・・凄いな〜。憧れる!剣道の時竹刀で叩かれても治癒能力があれば直ぐに治るね!」

「....もう少し能力次第では有効に使えると思うぞ?」

雲井は剣術を一に教える。

「剣道の筋は良いと思うよ。懐かしいな。ボクの弟みたいだ」

一は剣道を始める。

「剣道着が無いと身体が軽いね・・・・・」

「そう言えば真夏に剣道着着ながら走ってた事あったな?あれは凄いと思ったよ!俺なら剣道着の重さと暑さを拒絶してたけどな!」

そして雲井はミディアムと言う超能力組織のリーダーに引き取られる。

「世界は超能力者の物だ。一緒に頑張ろうではないか」

「……」

雲井はミディアムが何者なのかを直感的に察知する。ミディアムのサングラス越しの眼には野望があり、裏切りがあり、何より殺意があった。一方、ミスターH達は探偵事務所を立ち上げ、超能力事件つまりエラー事件について調べていた。

「この新聞を見てくれ!」

ミスターHは新聞を広げる。

「何ですか?」

「アグレッサーガールズに出てくる声優がネット配信で新番組をするらしいのだよ!しかも、電波ジャックと言う設定でアグレッサーガールズの新作アニメもあるらしいのだ!」

「新聞じゃなくてネットニュースに乗りそうな記事ですね……」

「それは置いといて本題は此処なのだ」

ミスターHは、ある記事を見る。

「ビリー・ブルータル氏、行方不明も……」

「ビリーって?」

「ああ、イタリアでは有名な料理人なのだ。記事によればビリー氏はアメリカで行方不明者が続出する森で食材調達の際に行方不明。……だったが最近、ビリーが町へ降りているのを目撃されているらしい!」

「つまり幽霊ですか?」

「よく分からないのだ」

「どうして!」

「ビリーを追跡した者は全員行方不明になっているからだよ」

「……ビリーの呪い?」

雷電・Vは記事を見る。

「この世に超能力はありますが呪いはありません。……このアメリカへ行ってみる必要がありますね」

「ただアメリカに行きたいだけでは?」

一は乗り気になる。

「アメリカ!アメリカ!」

「金はどうするんだい?」

雷電・Vは空港のプログラムをハッキングする。

「これでチケットを取った事にするんです」

「現物は?」

イズは話す。

「私が時を止めて当日のチケットを盗むわ」

ミスターHは帽子を外す。

「私しか、まともな犯罪者がいない事に驚きだよ!せめて君等は良い子でいたまえ!しかしアメリカに行くとアグレッサーガールズの……」