複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.172 )
日時: 2016/08/31 19:16
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

貝田と佐久間は目的地まで行く。ミスターHと先輩達は話しながらライバル会社へ向かう。

「やっぱりあのアニメってどう思うかね。金木きんぎ君」

「交わらない時計塔って言うアニメですか?今後のストーリーは恐らく、暴走した人間VS逃げまどう化け物だと思いますよ。前回とは構図を変えてきそうですしね。後は幽霊お母さんがまだ未消化なんでまだ母親イベントあると思いますよ。後は、第四地区の正体とか……」

「此処で解説されても困るよ。興味無いし。私は14歳美少女アニメしか満たされないんだよ」

「なら、ブラック企業マニア浮田うきたや落ちこぼれのネームレスにいた宮城みやぎ、整形で金銭感覚狂っている水口みずぐちとかに……言えないですね」

「水口なんて私を見ただけでセクハラって言うのだよ……浮田は薬物で狂ってるし、宮城はアル中だし」

「……まあ、まだマシな奴等ですよ。他のメンバーは……」

「……他のメンバーに私は入っていないんだろうね?」

「え?何、聞こえない!」

貝田は呟く。

「これから機密情報を盗む奴等には見えない……」

「さすがプロ……」

「絶対に違う!断じて違う!」

ちなみに、川崎は余計な事をしないように見守る看守。随時社長に状況を電話で話さないといけない。

貝田と佐久間はやる気無さそうに歩く人物に話す。

「ロークフの暗殺者ですか?」

「今年の新人か?俺は大須賀 中(おおすが あたる)。……ようこそ、愉快なゴミクズ共の吹き溜まりへ」

「そ、そんな事無いです!」

「お世辞は結構。面倒だから、適当に行って来てさ。機密情報取って来てよ。俺、場所知らねえんだ」

「知らない?!」

「多分、袴田と……他の奴等も知らないぞ?川崎も分からないって言ってたからな」

「……それじゃ……今何処に?」

「知らね。まあ、どうせ暗殺……じゃねーな。え〜と、争奪は失敗だろ?これでも、小銭は稼げるんだ。明日の酒くらいにはな」

「……そんな」

「一応、バイトもして良いからな。俺、めんどいからしないけど」

大須賀は拳銃を振り回す。

「……こんなに酷いのか?」

案の定、作戦失敗。暗殺者達は全力で逃げる。

「てか、19人態勢はどうなったんだよ!」

「……想像以上の堕落だ……」

川崎は電話をする。

「うわー。殺されるー。撤退。撤退だー」

「……わざとらしいぞ?」

「この銃撃が聞こえないのかー。警察に訴えるぞー」

「うむむ……」

副社長は話す。

「警察に訴えても貴方達が犯罪者として捕まるだけですよ。暗殺者さん」

「……あ、電波の調子が……悪いなー……わしもー……」

「……無能が」

佐久間達は地下施設に戻る。

「……俺がこの会社を変えるんだ!」

「は?」

「そして俺がこの会社を一流企業へ伸し上がらせる!」

「どうやって?」

「他の会社を潰すんだ……!」

「まず、この会社の維持だ。このままだと共倒れ……リストラされた社員の風当たりは強い……ましてや、暗殺者……」