複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.173 )
日時: 2016/08/31 20:22
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

川崎は鐘を鳴らす。

「飯タイムじゃ!時間は10分!食べ終えた者から各自、武器磨き、武器制作、暗殺、ハッキング、クッキング、スパイ、鍛練、とにかく成果を上げるんじゃ!次の集合時間は3:00じゃぞ!休息と言う概念を捨てるのじゃ!」

佐久間と貝田は急いで食堂へ向かう。

「てか食堂ってあるんだ?地下室だけど」

食堂には大須賀とミスターHがいた。

「相変わらず、クソ不味い飯だぜ」

「美味!チョー美味だ!一之瀬 燈(いちのせ あかり)!君が本当の14歳だったらどれだけ良かったか!」

一之瀬はフライパンで大須賀を殴る。

「10分より前に急いで此処に来た事を褒めてよ!」

貝田と佐久間は席について一之瀬を呼ぶ。

「あの……何があるんですか?」

「新人ね?一食100円で生もやし、200円で炒めもやし。どっち?」

「もやしオンリー!?しかも高い!」

「愛情よ。もやしだけじゃなくて私の愛情が入っているのよ」

「……弁当買った方が……安い」

「しょうがないでしょ。私も暗殺者だしこの食堂も一応子会社だし」

「子会社?」

「そう、この上が丁度飲食店なの。社長が社長たるもの飲食店を経営しないと駄目だ!とか馬鹿言って。副社長と秘書のお陰で潰れてないんだけどね。そしてこの食堂もその飲食店の一部として営業している訳。余り物だけしか調理出来ないんだけどね」

「んで、もやしなのか……貧乏だね」

大須賀はもやしを食べる。

「上の店の方に行った方が得するぞ。同じ値段でそばと農薬塗れの野菜が食えちまう」

「あんたは黙りなさい!」

ミスターHは、スマホでネットショッピングを楽しむ。貝田はもやしを食べながら話す。

「良い趣味してますね」

「そうかい?君も幼女に目覚めていると?」

「いやいや、このフィギュア、俺の部屋に飾ったらいいな〜って」

「フィギュアは飾る物では無い。舐める物だ」

「まあ俺は特撮物の怪獣系が好きだからな。舐めると言う神経は分からないね。そう!マイスイートハニ〜!」

一方、社長はある一人のマスコミに追われる。

「社長。貴方からしか裏世界の情報は聞き取れないんです。小林財閥に属していない貴方の会社だから……」

「黙れ!小林財閥に属していないからと言って一流会社では無いと言う事にはならない!私の会社は一流だ!全く、社員が腐っているから私も同じように見られるんだ」

「……成程、成程」

「書き込むなー!」