複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.212 )
日時: 2016/09/10 22:52
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

私は我執印。学校では執事がいる事は内緒!だって、執事がいるってバレたら大騒ぎになっちゃうもん!それにあんなイケメン達に囲まれてるってバレたら……絶対に何か先輩達の妬みが……!?これじゃよくあるイジメ描写のある少女漫画じゃない!私は別に叩かれて伸びるタイプじゃない!

「と言うかイケメンだけど、性格が……」

一はプラモ改造をしている……。

「でも、周りにイケメンがいるせいで私の彼氏ハードルが高くなっちゃうよ。何?彼氏より執事がイケメンって!」

「……此処って、削った方が良いかな!」

「貴方は性格がまともだったら……」

「此処はオリジナルの良さを残すと……なるほど」

「聞いてないね」

私は学校では普通の美少女。文化祭で美少女グランプリに出れるほどの美少女。優勝?何それ?別に狙ってた訳じゃないし!
そんなどうでも良い事より、私は悩んでるの。

「ねえ、我執印!見た?執事達のシンドローム!今日も池袋いけぶくろさんが、敵組織をやっつけて、主人公助けてたのよね〜!でも主人公って赤ひげゲームに出てくる、桃姫レベルで攫われて無い?」

そう、今、日本は執事ブーム!執事喫茶何て所もある!ただ……私としては。執事の真実を伝えたい!

「私の家にいるのは、無口毒舌。ゲームオタク、自称アンドロイド。……でも、今日から新入りさんが来るんだ。しかも、お母様によれば、王道執事に可愛い系。当たりだわ!」

「……確かにこのフィギュアは当たりだわ」

「もう話聞かなくていいよ」

私はどうにも、執事ブームについていけない。執事そんなに鍛えられてないよ?ゲームで鍛えている人いるけど。そう思いながら、一日を過ごす。

「ただいま〜」

「お帰りなさいませ。お嬢様」

「おっかえり〜!アッキー!」

二人の執事が出迎える。

「あの……新入りの?」

「私はアクトと申します……漢字ですか?亞狗兎です……アグトでもよろしいですよ?」

「僕は山形 好!気楽にヨッシーって呼んでね!」

「……あ、はい!」

王道と可愛い系!

「それでは貴方を悦楽の癒しへと導かせます。このまま今日は朝までお休み下さい」

「え?まだ4時半だけど!?」

「……お嬢様……いま、何と申されました?(怖い笑み)」

「……え?」

山形は囁く。

「それとも今夜は寝かさない方が良い?中一なのに意外と大人〜」

「いやいやいや!執事ってそう言うサービスじゃないでしょ!何、漫画みたいな事を!」

「初めてお会いしたので今日は優しめにしたかったのですが、激しめの方が良いですか?これ以上、私の機嫌を損ねると貴方の苦しい顔、好きになりますよ?」

「僕は中一を調教する趣味は無いから、マッサージだけで済ましてあげるよ」

「え?え?」

やはり、我執印家の執事。ただの執事は来ません。アクトさんはどうやら、機嫌が少しでも悪くなるとドSに。山形さんは、可愛い系だけど無知系じゃなくて超テクニシャン。……私があね、だったらどんなに恐ろしい事をされたか……。