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私の中学は給食です。今日は甘ったるいココアパン。アルミにこびりつく目玉焼き。大嫌いなサラダ。味の薄いスープ！それと牛乳！一は箸を忘れる事に気付く。

「やべえ！え〜と、割り箸持ってる奴の所へ行かないと！」

大体、箸持ってくるの面倒だから、割り箸を使う人が学年に一人くらいはいたな〜。小学校の時を思い出しちゃいます！

「絶対弁当の方が食べ残し少ないよ〜！」

友人と話しながら、給食を堪能します。ちなみに、食べ残しは先生によって変わっています。厳しい先生だと食べ残しが少なく優しい先生だと食べ残しが多いです。

「でも、厳しい先生は大体嫌われているよね〜」

担任の先生が少しこちらを見ます。

「先生って馴れ馴れしい。妙な所で真面目。ノリが良くても根がまじめだから悪ふざけを少しでもすると怒る。器小さい。自分の事面白いって思ってる」

「後、怒る時叫べば良いって思ってるよね。子供なめんな。ただ、うるさいだけなんだよ。マジうぜえ」

「てか、他人のくせに何怒ってんだよって！」

「まあ金の為なんだからしゃーないよね」

「教師とか損しかしてねーわ。絶対なりたくねー」

私の夢は……教師。生徒から慕われる先生になりたいんです。まあ、あれですよ。我執印家の後を継がないといけないんで無理な夢なんですけどね。

「……別に良いんですよ！私、もう諦めてますから！」

「な、何が！？」

「我執印家がする事はまだ分からないけど……私、頑張るぞっ！」

「……大丈夫か？保健室行くか？」

5時間目は数学！眠い！

「……ぐーッ！」

ほとんどの人がいびきをかいてます！

「……寝顔は朝に撮ってんだよな〜。6時間目は家庭科か……。今は確か、裁縫だったはず！」

裁縫は大の苦手！今まで、ミシンを2台壊しました！自慢じゃないか(笑)

「ミシンとか意味が分からない！てか、チャコペンのペン先をもっと細くしてもらいたいんだけど！後、針穴に糸が通らない！糸通し無くしちゃったからどうにも出来ません！あー……執事がいたらな〜」

「あ、ソレ分かる！私も執事欲しーい！」

「……それじゃ顔だけ選ばない事ね。アンドロイドや性格悪い奴とかドSとか、性欲強いショタとか、病弱とか、完全に執事じゃなくて記者とか……」

「……え？」

「てか顔さえも選べないけどね。その分、イケメン揃いだから運が良いのかしら！」

「……大丈夫？病院行く？」

「はい！」

「うん、元気ね」

「え〜っ……」

場は盛り上がる。

「……えへへ」

私、やっぱり注目される事が大好き！はあ、先生になって注目されたーい！

「……でも、此処で調子に乗るとイジメッ子が発動される。此処はもっと笑いを取りたいけど我慢、我慢」

「中学生にも中学生の世界があるんだな」

風我見は関心をしていた。

「フィルムじゃないからいくらでも撮れる。さすがSDカード」