複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.255 )
日時: 2016/09/26 20:26
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「しかし、仲間が多重人格サイボーグモヒカン、そろばん教室の無自覚天才、影の薄さを極めた暗殺者、人間に憧れたゆえに人間っぽさを出す為、面倒と言う感情を入れた人型ロボット……。もう、クセがありすぎないか?」

安達は夕方に暗殺者の住所へ向かう。

「……万屋。探偵から悪党討伐までの依頼を引き受ける何でも屋……」

安達は万屋の扉を叩く。

「あの……大丈夫ですか?」

「おっ!依頼者か!」

目の前にいたのは白いファーの付きのフードのロングコートを羽織り中は黒いタンクトップを着ていた女性だった。

「あーどうも……」

「あたしは立花桐華だ宜しくな」

「安達と申します……」

「依頼者はあそこの待合室で待ってくれ!この紙に名前、住所、電話番号、依頼内容、料金を書いてくれ」

「料金を書く?」

「ウチの万屋、料金設定は依頼者本人が決めてもらうんだ!まあ料金設定が面倒臭いからな!適当に値段書いてくれれば良い!ウチは信頼商売だからな!」

「は、はあ……」

安達は待合室に座る。待合室には一人の女性がいた。

「……どうも」

「どうも安達です」

「あ、私は椎名 美月(しいな みづき)です。病院を勤務しています」

「そうですか……」

「ちょっと暇なので迷惑で無ければ話相手になって良いですか?」

「ああ……はい」

「いや……ちょっと愚痴を話したいモノで。でも知り合いだと気まずいので」

「中々、アクティブですね」

「ええ、精神状態がおかしいんでしょうね」

「そう……なのか?」

椎名は頭を抱える。

「私の患者さんが……」