複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.263 )
日時: 2016/09/29 19:02
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

亞狗兎さん、siyarudenさん、オリキャラ投稿ありがとうございます。

これからも応援宜しくお願いします。

此処からは本編です。

安達は望田に罵声を浴びながらファイアースターカンパニーへ向かう。

「安達の馬鹿め。では私は瀬戸内病院へ……」

すると地獄門裁が望田を殴る。

「お前さ恥ずかしくないの?安達にそんな事言って」

「君には関係ないだろ。それとも私と付き合いたいのか?」

地獄門は望田を殴り外に放る。

「裁。望田は情緒不安定だ。余計な事はしなくていいよー!」

「兄貴……何の研究してるんだ?」

「内緒だよ」

「……」

望田は見漫間の元へ行く。

「最近、シャドウ、カヲルの調子が悪いんだ。……何か怖いから調べて?」

「怖いからって……」

「怖いよ〜。後、滝って女性が今日会いたいらしい。直接言えば良いのにな」

「そうですか。そうだ、まだ参加費のお礼をしてませんでした。借金までしてありがとうございます」

「ああ、小林財閥主催だから払わないと駄目なんだな。苦労したけど俺も……仲間になりたくて」

「そうですか」

見漫間は聞こえない様に呟く。

「どうせ相手は小林財閥。俺も小林財閥関係だから八百長してくれるだろう。ある程度、勝って準優勝くらいすれば賞金は一応貰えるはずだ」

見漫間はまだ、自分が反小林財閥にいる事を知らない。むしろ、小林財閥に加担していると思っている。安達はスマホでカヲルを家に呼ぼうとしていたが、拒否される。

「それじゃまず、滝さんから行こうか」

一方、カヲルはジャノックと話していた。

「俺は忙しいんだ。無口」

「どうしたのー?」

「君って……多重人格だね」

「笑えるか?それにサイボーグでモヒカン」

「うっはっは……」

「君は元小林財閥なんだろ?」

「何が言いたい」

「……」

「君は小林財閥の期待に応えられなくて反小林財閥になった」

「無口が何を語ると思えば……」

「僕はかつて、別の反小林財閥にいた。御法川さんと一緒に。僕はこの影の薄さから暗殺を次々としていった。だけど、その分……期待されるんだ。

僕はプレッシャーで暗殺を失敗したんだ。理由はロボット……」

「ロボットは影の薄さに関係無く敵を察知するからな!ははっざまあねえな!」

「そのせいで、僕の組織は崩壊した。だから僕のせいで御法川さん達、必要としてくれた仲間を裏切ったんだ……」

「まずその仲間達の意見を聞いてから悲しめよ」

「仲間に会わせる顔が無いよ」

「だってお前、影薄いんだろ?だったら仲間にだってお前の存在なんて気付いて無いだろ」

「……そうだけど」

「無口がベラベラ何話すと思えば……」

「ぼくもきたいにこたえられなかったときはみんなからきらわれてた……」

「多重人格だ。気にするんじゃねえ!」

「ぼくは行動で少しでも評価が変わるのが嫌だった……。だから影が薄い君が羨ましいよ。君が組織全ての責任を負う必要は無いと思う……。君は過去を引きずら無いで前を向かないと駄目だ。その為にはもう一度仲間に会って話をするべきだ。仲間の気持ちと自分の気持ちがどれくらいなのかを確かめ、仲間と一緒に責任を負おう。ほらもっと仲間を信じて!」

「あー……うぜえ。これが自分だと思うと……」

「……ありがとう」

カヲルは消える。ジャノックは戸惑う。

「ん?何処行った?……ま、いっか」

「影が薄くなった……いや、消えたんだね」

「全然、上手くねえよ。てか、キャラ変わってないか?ブレるなよ」

安達は滝の元へ来ていた。

「待ってたよ……!」

「ええ?待ち合わせは夜のはずじゃ?」

「それより私、発明したんだよ。超高速そろばん」

「そろばんですか」

滝の傍には巨大な装置が建っていた。

「……これは電卓じゃ?」

「材料は全部そろばんで使う木材だよ!これでどんな桁でもそろばんで計算出来るんだ!」

「いやいや……えーっ?で、使えるんですか?」

「うん!ただ、起動すると起動音、熱、風により此処ら一帯は吹き飛ぶよ!」

「……そろばんで兵器を造ったのか?」

「でも、二人専用のシェルターを造ったから大丈夫!私は地球が滅亡してもそろばんを造る!」

「滅亡させないで!でも、何で二人用?」

「……」

滝は照れながら、装置に触れる。

「それじゃ……病院に行かないといけないので!」

滝はその場を去る。安達は電話をする。

「あ、平さんと草野さん」

「新メンバーのジェイコブ君を紹介したいので良いですか?」

「え?」

「私、ジェイコブね!よろしくー!」

「す、すみません。もうエントリーしてるので追加メンバーは無理です」

「oh my god!草野さーん。相変わらず、貧乏神、疫病神、死神の三拍子ねー」

「黙ってください!それじゃ相談が……」

「すみません。これから……昼のバイトに出ないといけないので」

「はい……」

一方、望田は病院の屋上で小林会長と話す。

「……貴様。我が小林財閥の病院に入るとは良い度胸しとるわ」

「小林会長。私はただプライベートで来てるだけです。此処で殺し合いは不味いでしょう?」

「どうかな?」

小林は雲井 祭を呼ぶ。

「ボクは捨てた国とジャノックの復讐を果たすだけだ」

「ならばその復讐を潰そうとするあの馬鹿を消せ!」

「分かったよ」

雲井は刀を取り出し構える。

「その前にボクの仲間を呼んである。そいつ等は血を欲しがってね。是非、リンチさせて欲しいんだ」

雲井はメンバーを呼ぶ。

「さぁエクラ今日も狩りを楽しもうとしよう」

「彼の名前はブリエ・ティラトーレ。裕福な家庭に生まれたが何者かに両親を殺され人身売買組織に売られギャングに買われ、闇社会に流通するいわゆる裏ビデオ(しかも異常性癖者、御用達の特別刺激の強いもの)の被写体として虐待され続け、その一環として撮影者たちが趣向として人殺しを強要し続けた結果、人間としての人格が崩壊された者……」

「実に短路的な自己紹介だね。出来れば望田君に事細かく僕が受けた被害を話して欲しいのだが.....」

ブリエは人形を制作し始める。

「望田君は12時間連続でカメラの前で人を殺しその死体に埋もれて眠った事はあるかな?周りには腐った大人がケタケタ笑いながら僕の愛しき妹を嬲っているのだよ」

「……」

そして隣にはその双子の妹、白と黒のゴスロリで右目に黒の眼帯エクラ・ティラトーレが現れる。

「お兄様、向こうに兎がいますわ、私と一緒に仕留めましょう」

「彼女はブリエの双子の妹、エクラ・ティラトーレ。両親と共に右目を潰され、人身売買組織に売られ兄と同じマフィアに買われ、嬲られている……。重度のブラコンで平気でブリエにキスする程でブリエと何度も近視相姦をしているがそれは過去にマフィアに強姦されたトラウマが影響しておりあの時の恐怖を忘れる為にブリエと交わっている」

「お兄様、私はあの兎を精神的に追い詰めてからブービートラップで仕留めたいのです」

「……素晴らしい愛の形だねボクも弟と……」

ブリエは、猟銃【ウィンチェスターM1300】を手にする。

「ならばまず、血の匂いを吹きださないといけないね。僕は嘘とゴミと汚物、そして血の匂いには敏感でね」

エクラは矢の先に小型爆弾が付いているボウガンを手にする。

「大丈夫です。当てはしません。ただ爆破した時貴方に破片が訪れますが。ちゃんと逃げまどって下さいね。そしてお兄様を満足させて下さい」

「僕の愛しい妹よ......君こそがこの世で一番美しい.......」

「キスしてくださいましお兄様........」

ブリエとエクラは熱くも切ないキスをする。

「道徳的に私よりも欠陥している人間を始めて見たよ」

「だが彼等は強いんだよ。君と違って」

ブリエはウィンチェスターM1300を望田の下半身に撃つ。

「グアァァァァァアア……」

「散乱銃を近くで撃たれたんだ。相当な痛みだろう」

「お兄様、これだと身動きは取れないじゃないですか?」

「止血と即効薬の痛み止めを飲ませ再度病院内を走らせれば面白くなるではないか」

「それではブービートラップを病院の中に付けますね」

小林は驚く。

「貴様等!私の病院をどうするつもりだ!」

雲井は話す。

「ごめんね。彼等は誰の言う事も基本は聞かないで勝手に話を進めるんだ。自分達の世界って怖いね。大丈夫、メンバーはまだいるから」

「まだいるのか?」

すると、黒の短髪に黒い瞳 筋骨隆々の体形。上半身は裸で黒いロングコートを羽織っている200cmの男が現れる。

「赤コーナー。ドゥーロ!」

「俺はドゥーロだ........」

「ああ……!我がプロレス団体のエース兼暗殺者だ!」

「マフィアが経営する地下プロレスの選手。素の状態で片手で大人を振り回せる程の怪力で生身で水牛、グリズリー、カバと戦い勝利した事がある。かなりのタフネスの持ち主で生半可な攻撃ではびくともせず本能のまま考えるより先に敵を攻撃する姿はまるで獰猛な獣のようで狙った獲物に凄まじい勢いで襲い掛かる。渾身のタックル【ストルムニング】分厚い装甲をぶち抜くほどの回し蹴り、飛び蹴り、飛び膝蹴り、ドロップキックの【ブロドスカ】超高速で放つ連続剛力パンチ【アンシュトゥルム】全てを粉砕する渾身の右ストレート【フォルストール】
この他にも踵落としや両膝落とし、ラリアットやボディスラムとバックドロップ、ジャイアントスイング等の投げ技、バックブリーカー等の関節技、ヘッドロック等の絞め技、スパイン・バスター等の浴びせ技等といったプロレスの技を多用に駆使する。もはや超人」

「こいつを倒せば賞金が入るのか....?」

「それなりのギャラはな。今回の暗殺者大会も頑張れよ」

「でも前に勝った時.....一兆円のほとんどが会社の資金に.....」

「黙れ!あれは元々私の物だ!誰にもやるものか!」

「.....」

「お前にもプライドなんかがあるが、お前の様な奴なんて私以外に誰が欲しがるんだ?」

雲井は次のメンバーを呼ぶ。次のメンバーはヒワノだった。