複雑・ファジー小説
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.300 )
- 日時: 2016/10/21 18:07
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
第十九幕 続・交わらない時計塔
ある世界では人間がわずか、300万人程しか存在しておらず、世界の大きさも平地のみでオーストラリア大陸程にしか其処には無かった。そして其処には同時に化け物(未確認生物)が共存していた。立場は完全に人間が家畜のような扱いで人間より圧倒的に強い化け物が人間のような暮らしを楽しんでいた。
そしてその地域の名前は、人間区域とそれ以外で別れており人間区域ではライブストックと呼ばれる区域で生活を強いられる。
人間と化け物の関係は奴隷と平民では無い。蟻と平民である。だから化け物は人間にライブストックと言う区域を提供している。また、人間と化け物は基本的に同じ言語は話さない。
しかし、人間が未確認生命体に反撃を開始する。その為、地区にも変動が起こる。
第零地区。人間達がいた場所。現在人間達は他の地区で活動してる為、誰もいない。あるのは墓場のみ。
第一地区。超能力者とモンスターが比較的多い地区。ただ、此処で生まれた超能力者はこの第一地区でしか超能力を発揮出来ない。他の種族の受け入れは行っている。ただ、規律が厳しい。しかし此処にいる者はチャンスや才能を手に入れられるかもしれない。最近は悪魔に占領されている。
第二地区。女性が権力を持っている地区。女性の方が知識が多い。かなりアンドロイドが多い。勉学を中心に置いている。他の種族の立ち入りを禁止している。しかし、第四地区と人間討伐の同盟を組む。
第三地区。幽霊や妖怪が多い地区。他の種族を大きく受け入れる。しかし、現在は人間達の拠点。
第四地区。超能力者のみが入れる地区。この地区が、世界の方針等を決めていく。一番領土が大きい。しかし、天使の出現によりこの地区は大きく変動する。
第五地区。全ての種族が大体入っている。だが、他の地区である程度の地位(最低で地区を守る兵士)が無いと入居不可。ギャンブルが盛ん。選民主義。現在第四地区と協定を結ぶ。
第六地区。天使地区。この場所は誰も入れない。しかし最近天使が地区を出て活動を始める。
第七地区。自分の能力を高めたい者が入る訓練所。この訓練所で卒業出来なければ、地区を守る兵士にはなれない。しかし人間達に半分占領される。もう半分は悪魔地区。
第八地区。第一地区と同じ様な地区。ただ、自身の精神力等の力が無いと入居不可。第八地区のみ、力が全ての世界となっている。この地区のみ、小さな島に移動。元あった地区は第七地区と同じように悪魔地区か人間側に占領されている。
第九地区。エイリアンが比較的多い。異文化交流もある為、他の種族は受け入れている。現在は法堂を取り戻す為に活動中。
第十地区。ギャンブルばっか。完全に観光地。金さえあれば誰でも入れる。象徴する運命の輪が止まる時、第二十一地区が開かれるとされている。
第十一地区。この地区を中心に警察等が動いている。現在、人間側に占拠され、全体的の地区の治安が悪い。
第十二地区。刑務所等の施設がこの地区に揃っている。悪魔地区が占領しようとしてるらしい。
第十三地区。戦争区域。領土の争い合いで色んな地区が死者を出している。現在、天使と死神が戦争を行っている。
第十四地区。妖怪が多い。欲が無い。現在は、第四地区の植民地。
第十五地区。悪魔地区。治安が最悪で警察さえも手が出せない。法堂が現在、いる地区。
第十六地区。プレデタークロックタワーがある場所。比較的塔が多い。モンスターが大量発生している為、観光地の範囲が限られている。鋏を持つ男の出現も知られている。
第十七地区。夢を持っている人が入れる地区。夢が無い奴は追い出される。夜には満天の星空を見れる。
第十八地区。幻覚を凄い為、人が住めない。重力が六分の一になる。
第十九地区。大体、この地区で他の星から来たエイリアン等を迎え入れる。人が住むと言う事はあまり無い。太陽のオブジェがある。
第二十地区。謎の遺跡が大量にある地区。ただし現代に近く、全て破壊されている。人間達の拠点。
第二十一地区。完成された地区。全てを終わらせた者がこの場所に来る。だが、誰かが来ても何も反応は起こらない。
人間や他の民族を殺そうとしている悪魔地区には主人公、法堂。リーダー、ミディアム。参謀役、黒姫。等。
人間側は、無名名無。雲井 祭を筆頭に人間が一番の捕食者の為、プレデタークロックタワーをもう一つ創り上げた。
第九地区はスネグーラチカ。フレデリック。風抽竜。法堂を取り戻す為活動をする。
その他、刑務所に皇キョウキ、シーザー。妖怪を指揮する口裂け女。が存在している。
そして第四地区。人間のみを駆除する為、行動を行ってきたが何も出来ず。其処に……。
「偉大なる神の命にて貴方達を殺しに来ました♪」
「何を言っている!って貴方は天使……」
スネグーラチカの父は激怒し叫ぶ。
「貴方は問題ありません。問題なのは未確認生命体を名乗る虫ケラです」
天使は光の矢を放ち、ほとんどの超能力者を分子レベルで消す。
「彼等は裁かれたのです。あの人間達と同じ血を引く者なのに権力を駆使して本物の超能力者を奴隷の様に扱うと言う罪に」
「.....知っていたのか」
「天使ですから♪これから私が無知なる同胞を神の命にて導きます」
この世界の全ての原因が第四地区の人間と言う事に気付くのはもう少し先の話。
天使地区ではある人間が翼を広げ光の輪に触れる。
「世界を開くのは我々か悪魔か。それとも人間か。運命の輪が止まる日は近い」