複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.340 )
日時: 2016/11/08 17:49
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

アンノウンの出場メンバー。
似田。イラージェス。アリ。咒。岡添。白夜。島田。淡雪。レリミューラ。川宮。堕和宮。黒暗淵。霊犀。香坂。

通常は19人ずつに一チームとなるがアンノウンは呪いの影響で一チームのみの出場。

観客はスカウトマンや殺し合いを見に来た金持ち。小林財閥やミゴ・ロークフの裏を調べ上げたフリーライターの御法川も現れる。

「今までは小林財閥の出来レースだったが今回からはまともに楽しめるね」

卒業試験はトーナメント方式。全員死亡。またはターゲットの暗殺で勝利。直、ターゲットを自分の陣地に移動させても勝利とする。

それぞれのチームに死者が出ても補充は無し。決勝戦まで残った者で戦う。

ステージは毎回変わる。直、事前に用意したとはいえ建築物の設置により時間がかかる場合もあるのでご了承。

試合日数は一ヶ月間。一試合の制限時間は無制限。各自決められた拳銃、ナイフを持ちよる。

不正があった場合、責任は追及しない。

御法川と新人ライターが話す。

「あの、疑問なんですけど此処で優勝しないと暗殺者にはなれないんですか?」

「いやそんな事は無いよ。名門の一族、つまり暗殺一家とかの場合は一流企業のコネがあるでしょ。

まあこのケースは珍しいと思うけど、一般人が暗殺者になりたいって場合は会社に直接面接してくれるから問題は無いよ。ただ、明らかに冷やかしとか、現実とフィクションの境目が付いていない人の場合はお断りしてるけど。

あくまでも此処に参加しているのは、犯罪者で強制的に暗殺者にされた人。

そして優勝出来た場合、全ての罪の免除され外に出れるか。一流企業の道を約束された暗殺者の道を辿るか。って事。

暗殺者になる為にはこの闘いに参加しないといけないって訳では無いよ」

「んー……この人達以外で暗殺者になる人って誰ですか?」

「そりゃ裏世界で活躍したい人だよ」

「……はあ……」

試合のルールは互いの陣地にいるターゲットを殺すだけ。ターゲットは自分のチームから一人決める。

「良し、アリ。ターゲット!」

「……ゲームして待ってる」

一回目の相手はウツボーモッコリ。

「……」

ウツボーモッコリのリーダー、陰画 茎空(いんが くきくう)は叫ぶ。

「我々は硬派なり!貴様等ふしだらな行動は慎め!」

「……」

「トルベルアと言う者からスカウトが来たレベルの我等!我は強いぞぉぉぉぉぉ!」

陰画は叫ぶ。

「おおおお!興奮してきたァァァァ!」

「もう良いや……殺そう。分かりにくい下ネタ出しやがって」

「誰が下ネタだ!我は硬派で純情でどピュアピュアだぞ!」

「存在がだよ!」

レリミューラには左手にはガントレットタイプの折り畳み式、高周波ブレードを装備している。高周波ブレードで陰画達は処刑される。陰画は呟く。

「す、素晴らしい服だ……この国の服の基準をこの服にすべきっ」

陰画は倒れる。

「……死ぬ前の言葉がそれで良いのかよ。しかし……酷いな」

霊犀は祈る。

「ま、負けて.....お願い。じゃないと....」

陰画はしぶとく生きている。

二回目の相手は平平平平平ひらたいらへいびょうひょう

「……」

「どうも、金目きんめです……」

「……」

「僕だってこの名前嫌ですよ?出オチだし。でも名前を変えるには優勝しろって言われて……。ね?同情してくれますよね?だから貴方を殺して良いですか?」

「……」

レリミューラは指先の隠し武器であるワイヤー武器を内蔵している。名称はスリングスラッシャー。

金目達は捕縛され身体を刻まれる。金目は死亡してしまう。

「次の相手は誰だ!全員ぶち殺してやるよ!」

三回目の相手は被害者の会。

「被害者の会……」

「どーも、中島 健之(なかしま たけゆき)です」

「……何の被害者の会ですか?」

「ええ、それは私がある事ある事被害者にされてしまうのです」

「加害者じゃなくて?」

すると、観客席から飛んだ空き瓶が中島に当たる。

「……この様に私は一時間に一回のペースで被害者になります。逆に言えば、意味も無く加害者が増えてしまうのです」

「イロモノ多いな……。呪いの事忘れそうになったよ……」

「……貴方も私の加害者になるんですか?なってしまうんですか?こんなに可哀想な私を!」

レリミューラは処刑道具を川宮達に運ばせる。

「人間ヲミンチにスる処刑道具だヨ?」

「止めて!?止めてー!?」

四回目の相手は最強エリート軍団。

「……準決勝でこの相手か……」

「空前絶後のこの俺様が大地を天空を深海を轟かせに来たぜぇぇぇぇぇ!」

「……」

「俺の名前は後醍院 主人公(ごだいいん ひーろー)!」

その隣にいる女性も叫ぶ。

「悪魔よ!天使よ!我の誕生に祝福しろ!ヒエエエエエエ!!!

私の名前は砂村号智 碧(さむらごうち あくあまりん)!」

「……」

しかし名前の通り、今までの相手とは違いかなり強い。

「似田!霊犀!あの作戦で包囲して囲め!」

「香坂....香坂は何の為に戦うの?呪いの為?」

「霊犀と同じ考えだよ」

「.....」

「俺はこいつ等のお陰で変われた。クソみたいな人生を送らずに済んだ。だから俺は皆の笑顔の為に戦うんだよ」

「.....そうなんだ」

「そうなんだって霊犀も同じだろ……」

「そうだよ!私も同じだよ...」

苦戦しながらも、主人公に勝利。

「……優勝出来なかった……俺達は強いのに……主人公なのに!」

「大丈夫!此処から奇跡の大逆転が……」

そして遂に決勝。相手はラスジャーンデ。

「……丹」