複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.355 )
日時: 2016/11/11 18:44
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「ただ、私にとっての癒しは強者と永遠に戦い合う事なんです。では」

アクトはその場を去る。

「よし、伝説の杖を奪うぞ!」

翌日。勇者達はドラゴンの巣へ行く。だが、ドラゴンが起きていた為、自動的に戦闘を行う。

シャルロットは小アルカナのカードをシャッフルして引く。

「Cups・Knight」

水の龍を召喚し敵を攻撃する。ドラゴンの力は弱まる。エリアスと博士は弓矢で攻撃する。勇者は拳を構える。

「拳は火よりも強し」

勇者はドラゴンの火を拳を振る時に出て来た風の抵抗で火を消す。

「魔法、剣に並ぶ戦闘手段。それが拳だ」

そして、ドラゴンを撃破。

「回復無しで倒した」

そして、勇者達は伝説の杖を見つけ取る。

「よし……後は伝説のメリケンサックだ。だが、魔王等の悪魔地区に行かないと駄目だからな」

「メリケンサックって何?」

「気にするな」

そして数日間、アクトの目を若干気にしながら町へ行く。博士とエリアスは冒険に噛み締めたのか知らぬ間に仲間になっていた。そして町へ着くが町には誰もいなかった。

「この町は?」

ブライアンは呟く。

「ええ、此処は確かギロッポンと言う町ですよ。前に来た時はかなり栄えていたんですが」

其処に一人の男性が現れる。

「勇者!財務士!久しぶりだな!」

「おお、格闘家!」

「格闘家?誰ですか?」

「おっす、俺の名前は風我見重光かがみしげみつだ!この魔法で造られた装置で写った物を写真に封印する事が可能だ!」

「写真?へー、そんな装置があるんだな」

「スマホにも付いてるよな?」

「黙れ!」

風我見は話す。

「俺は今格闘家を止めて写真家に職業変更したんだ!まあ、拳の鍛練は変わらないし、いつでも相手になるぜ??」

「此処で大怪我はしたくないよ」

博士は話す。

「かつて、勇者と千年戦争を止めたと言う風我見だね?既に調査済みさ」

「そう、拳こそ最強の武器だ!拳は剣よりも強し!」

シャルロットは語る。

「僕は前から思っていたんだけど、魔法がパーで剣がチョキ、拳がグー。

どうして剣より拳が強いんだ?僕は明らかに剣が最強だと思うんだ....」

「剣や魔法に頼るなんてまだまだ二流だよ!」

ターブチは拍手をする。

「いや〜素晴らしい。こういう方が増えれば科学も発展するのに。俺、魔法が嫌いなんだよ」

「そうか、そうか!」

エリアスと博士とブライアンは話す。

「エルフには関係ない話?」

「そうですね。我々は弓。グーチョキパーにも入ってません」

「……」

「拳で戦って勝つ相手なんでよっぽど弱いんだろうね」

「中々言ってくれるね……!」

勇者は仲裁をする。

「落ち着け!話を戻すぞ!何でこの町には人がいないんだ?」

「ああ、俺も追っているんだけどね!今ハジ王国だけじゃなく、色んな国でセルティーナって言うめっちゃ美人がいるらしいんだ!薬剤師で調合した薬を町や村で売り歩いており彼女の調合した薬はよく効くと評判なんだよ!」

「それでこの町の人が消えた原因と何の関係が?」

「ただ、バルトマンって言う悪魔がセルティーナ欲しさに町を巡って、男女関係無く連れ去っているらしい!バルトマンも恐らく噂だけしか聞いてないからセルテイーナがどう言う人物か分かってないんだと思う!」

「それでこの町の住民が……」

インガは興奮する。

「セルティーナ……。良し、是非協力する!」

シャルロットは話す。

「協力理由が不純なのが不快だが僕はバルトマンと言う悪魔からヴァイオレッタの場所を吐かせる為是非協力するよ。確か名前は風我見だったな....?珍しい名前だね」

「俺は島の育ちだから変わった名前が多いんだ!まあシャルロットも美人だから……!」

「僕は男だ....!」

「おお、これは大スクープ!」

勇者たちはセルティーナの手がかりを探す。

「とにかく、バルトマンに襲われていない町で聞き込もう」

勇者達は魔王の領地に入り込む。

「ドラゴンとは比べ物にならないレベルだな……」

すると、一人の女性がやってくる。

「貴方は勇者様!丁度良い所に!」

「どうした?」

「バルトマンがバルトマンが私達の家族を殺したのです!お願いです!助けて下さい!」

「何?」

「私の名前はキユフです!どうか、助けて下さい!」

「わ、分かった」

勇者達はキユフに付いていき町へ行く。すると、一人の女性が町の様子を見ていた。

「あ、あれがバルトマンです!」

「バルトマンって男じゃないのか?バルトウーマンじゃん」

「そんなの噂ですよ!セルティーナだって噂に過ぎないですし!少なくとも彼女からはとんでもない魔力があります!魔法使いめ……」

風我見は話す。

「それもそうだな!魔法と拳と剣、どれが最強なのか分かるしな!」

シャルロットは構える。

「ヴァイオレッタの場所を聞き出す...」

エリアス、博士、ターブチ、ブライアン等は見学。

女性は話す。

「ハーイ♪」

女性は175cm 68㎏/B:100(I) W:59 H:87 腰ぐらいの紫の長髪 深紅の瞳で色気のあるツリ目。
頭には赤みがかったマゼンダの魔女の帽子をかぶり 首には指輪のペンダント
体は黒いビスチェのような服で大胆にもヘソが見えるくらいに豊満な胸元をざっくり開けており服に結んである紐で胸と腹の所を固定している
両腕には帽子と同じ色の袖を切り離したようなアームカバーで二の腕の辺りに銀のリングで固定して手には黒いフィンガーレスグローブをはめている
帽子と同じ色のロングスリットスカートで太股が見えるくらいのスリットが両側に入っていてさらに前にもスリットが入り中の黒い紐ビキニがチラッと見えていており気づいた時少し目のやり場に困る
ちなみにスカートには何かの紋様のような物が画かれている
脚には黒いガータベルト付きのニーソックスと帽子と同系色のヒールの高いブーツを履いてる

クールで妖艶かつミステリアスな雰囲気な魔女でありその美貌から男達を魅了する。「ハーイ♪」が口癖で時折天真爛漫な一面を見せる(例えるならクールだけど明るい大人のお姉さん)
禁術で何百年と生きており(不老であって不死ではない)何故そうしているの不明 というか経歴が全く分からない。

「この魔女、絶対セルティーナだよ。バルトマンじゃない気がする。勘だけど」

キユフはナイフを持ち勇者に向ける。

「そうだよ、あれはセルティーナ。通称、セティだよ。近くに強い魔力を持つ黒猫もいたが上手く餌で離してやったよ」

「お前は何者だ」

「暗殺候補施設、ラスジャーンデを卒業したフユキ」

「あ、暗殺候補施設?な、何だそれ?」

「つまり、私は暗殺者。勇者様を暗殺せよと、ある方から命令されまして」

「成程、伝説の剣を盗んだ犯人からか」

「そう、丁度セルティーナが魔女の実家へ里帰りしていたのでそれを狙って」

セルティーナと風我見とシャルロットは睨み合う。セルティーナは魔杖斧 を構える。杖と斧が一体化した武器で長さは身の丈ぐらい装飾は豪華 魔術師の欠点である物理攻撃の低さを補う為に製作されたとか。

「うふふ♪可愛いわね貴女達........可愛いエルフも勇者も男のフリをした騎士も皆、食べちゃいたいわ。私男でも女でも皆愛せるのよ。何か素敵じゃない?」

「バイセクシャルか!またまたスクープゥ!!……男のフリ?」

「僕は男だ。バルトマン....僕の父を殺したヴァイオレッタの居場所を教えろ。教えないと斬るぞ」

「ヴァイオレッタ.....貴方もヴァイオレッタに何かされたのね」

「.....どう言う事なの?」

すると、女性と男性と黒猫が現れる。黒猫は話す。

「人間っていつ見ても変わらない物だね.......」

「人間なんていつでも私にかかればオチるのよ.....セティは私をも落とそうとしてるけどね.....」

「俺は猫が好きだ。特に……」

「喋ってるんじゃあないわよ、ムトー。貴方が喋って良いなんて許可してないんだから...」

「……」

「シャルロットと風我見を助ける?まあバルトマン討伐には役に立ちそうだけどね.....僕はどっちでも良いよ。コインで決めるのも構わないし」

風我見は拳を構える。

「封印はしないぜ!ただ、ワクワクしてくるぜ!」

「ノヴァ....」

フユキは焦る。

「まさかセルティーナ以外に味方がいたんなんて……」

勇者はフユキを殴る。

「ぐはっ!すみません!私、バルトマンに脅されたんです!許して下さい!仲間になって下さい!賃金はたったの時給900Gで良いので!」

「来る者は拒まず、俺達の仲間だ」

「ありがとーございます!」

インガ達は呆れる。

「分かりやすい嘘にまあ、騙されるとは……情けない」

「仲間が多いですね……もしかしてまだ多くなります?」

「だろうな……ペース速い……」

勇者達はセルティーナの元へ行く。

「貴方がセルティーナ?」

「ハーイ♪...ふふっ私がセルティーナ。セティって呼んでね」

インガは顔を真っ赤にする。

「あら?顔が赤いわよどうしたのかしら........」

「い、いえ!これ以上寄ると理性が崩壊します!バルトマンになるから……性欲の塊になるから……。巨乳の……インパクト……」

黒猫は笑う。

「見ろよ、盛りの付いた猫みたいに興奮してるね。ノヴァの言う通り簡単だよね。知性の無い獣みたい」

「勇者達もリフレッシュを期待してるのよ。人間なんてぱふぱふさせれば一発.....」

「流石、悪魔地区。下世話だな……」

「あら、この程度で下世話なんて童貞かしら?」

「な、ち、違う!俺は違う!俺は高2の時に先輩と……」

「.....反応が童貞だね。それと直ぐに具体的な嘘エピソードを話したがるのも童貞」

「こんなのどう対処出来るんだよ」

ノヴァは嘲笑う。

「童貞?って聞かれた地点でもうほぼ童貞確定なのよ。受け入れるしか無いわ....」

「しょ、処女はどうなるんだ?」

「見た目で一発よ。これはもう経験がモノを言うわ」

「何だよ、経験って……経験!?」

勇者は話す。

「……下ネタ嫌いな人もいるから……話戻すぞ。話の内容忘れちゃったよ……」