複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.367 )
日時: 2016/11/17 18:53
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

一方、甲賀と伊賀はブリエ・ティラトーレとエクラ・ティラトーレと戦っていた。

甲賀はブリエと対峙する。

「伊賀の目的を邪魔する奴はユルサナイ……」

甲賀はブリエに気付かれずに高速移動をして大量にクナイを投げる。

「チェックメイト」

ブリエは叫ぶ。

「これが他人に気付かれずに暗殺を遂行出来る能力。現実は虚ろ。鏡に写る物こそ真実」

ブリエの周りに鏡が現れクナイを鏡の中に入れる。

「……鏡の能力」

「反転」

甲賀の周りに鏡が出現。すると、クナイが甲賀の元へ向かう。甲賀はクナイを全て取る。甲賀はブリエを睨む。

「忍者としての誇りは無いの?」

「ヒール(悪)に聞くべき質問では無いな」

ブリエは鏡からクレイモアと言う西洋の剣を出す。

「僕は鏡から自分や相手の分身を無数に生み出す等出来る。忍者なら分身の術が出来るんだろ?」

甲賀は呟く。

「分身ならもう後ろにいるよ。0能力、相手の視界から外れて、静かに後ろへいつの間にかいて,静かに任務遂行を行う」

甲賀はブリエの首をはねる。しかし、ブリエは消える。

「虚像か……」

「夢幻鏡界・ミラージョン」

ブリエは甲賀を鏡の中に入れる。

「このままにして餓死させても良いが獲物は妹が楽しめる様に調教させてからにしよう」

ブリエは鏡の中に入る。

甲賀は周りを見る。

「異空間。結界か?」

「冷静か。意外だな」

「冷静な訳無いよ。伊賀から僕をこんなに離して……シニタイの?」

「......安心しろ。其処ら辺の誇り高き忍者の様に闇に葬り去ってやる。だから安心しろよ.....甲賀」

ブリエは甲賀にクレイモアで向かう。甲賀は小刀で戦う。

一方、エクラと伊賀は。

「悪い奴等は皆抹殺する……」

「私は狩人。獲物に負ける訳がありませんわ♪」

エクラは大量の鏡を反射させ手榴弾を鏡の中で動かす。

「スイッチ式ですので」

伊賀は自ら鏡の中に入り、エクラに一番近い鏡に出てクナイで暗殺しようとする。エクラは避ける。

「罠があるとは思わなかったのですか?」

「私が本気になれば、雨粒の大きさも分かるほどに視覚を研ぎ澄ませられる。罠があるかどうかなんてすぐに分かる……」

「今まで見た獲物の中で一番ですわ......ウサギが抵抗されても困りますが戦いましょう」

一方、足利は平等院の所にいた。足利はボロボロに倒されていた。

「お前の能力は……」

「ゴールデンソウルギア」

平等院は足利にデコピンをして吹き飛ばす。足利は立ち上がる。

「俺は……正義の為にお前等に勝たねばならんのだ!」

「諦めろ。世界は俺の思い通り」

平等院は足利に呟く。

「忍者の時代は終わりだ」

平等院は足利を殺す。

「俺の能力は一日6時間のみ世界を思い通りに出来る事だよ。誰も俺に勝てる訳無い」

「悲しいな。お前の価値は六時間しか無いのだな」

平等院は座布団を足利に乗せる。

「一回殺すと言ったのだからちゃんと死ね」

足利は今度こそ死ぬ。

其処に、霜月一族が様子を見ていた。

「滓雅が来るらしい。備えておけ」

「あああああああああ!!!うぜーな、うぜーなぁ!全然忍者感無いじゃーん!俺達真面目忍者やってるって言うのによぉ。あ?南蛮文化邪魔じゃんかぁ!」

「南蛮を馬鹿にするなよ。西洋にも忍者は伝わっている」

「霜月ロビンソン、うるせーよぉ!雑種がぁ!」

ロビンソンは殺気を出さずに瓦を投げる。そして瓦の裏に付いている爆弾を起爆させようとする。

「止めなって!」

「霜月毬(しもつき まり)……」

ロビンソンと霜月は遠くを見る。

「フン、忍者が忍者らしさに戻す為我々は選別する。忍者の誇りにかけて!」

「みーんな、殺してあげるから待っててね♪」