複雑・ファジー小説

Re: return world【オリキャラ募集中】 ( No.381 )
日時: 2016/11/30 17:09
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

セヴェルト・オースツジは茴香と滝の元へ行く。ちなみに結果は茴香の勝利。

「滝!……滝って名前の方が無いのか?俺、名前で呼ぶ派なんだけど」

「名前の方向は気にしないで……君島だって名前無いから」

「あんなのただのクズモブキャラだ。何で、イエスタデイ・ワンスモアでヒロイン候補予定になったんだよ。予定だから候補じゃないんだけどね」

「……一応、彼女はある世界では保健室の天使って呼ばれたんだよ。私、それに憧れて……」

「そんな昔の世界、誰が覚えてるんだよ。それより出血が多い。病院へ行こう」

茴香はシャボン玉を滝の中へ入れて運搬を楽にする。

「わたしのせいで....」

「百子……悪いのは薔薇サイボーグと……」

暁はセヴェルトを睨みつけ呟く。

「私の通り名は赤き死の絶対女王。囚われの籠の中で私に支配されますわよ?」

「……」

モルドはリュックから伸び縮み可能な警棒の様な鉄棒を取り出す。

「ホワイトハート。俺達Fランカーの為に戦ってくれてありがとう」

「このいい加減で矛盾だらけの世界に終止符を打つ為に私は生まれました。この行為は義務であり当然です」

「お前……まさか」

「型番mld-5712。これが私の本名です」

「……アンドロイド」

実況は叫ぶ。

「赤き死の絶対女王を呼び醒ましたのは、モルド・ホワイトハート。通り名は白き心の無冠女王。763勝0敗219引き分け。という記録ながら未だ、Sランクの試験に向かわずAランクで悪を叩き続けている!」

「Sランクになると私にも倒せない腐った権力がありますので、まずは土台から崩させて貰います」

「そして相手は、赤き死の絶対女王。暁 紅乃。110勝0敗0引き分け。不敗神話はまだ続く。ユーレッドのリーダーが直々に戦闘をする姿を見るのは何年ぶりでしょうか。この勝負。

どちらか死にます」

ある人物は試合を見る。

「ユーレッドが滅ぶかホワイトハートが滅ぶか。見ものじゃの〜」

「最近、ンコダーイ星人が試合を荒らしてるらしいっすよ」

「んな事より、拙者らは……誰と徒党を組むか、じゃろうが。SSランクの奴等を潰して我が天下取るんじゃボケェ……」

「はい。それで、午後十二時からのナンバー344、サンシシペリカン生放送TVフライング、はサンシシが負傷の為テレビ内容を変更する様です」

「あ、そう……。プロデューサーが直々に出る問題でも無いじゃろが」

「まあ視聴率の問題とテレビ局の信用の問題が……」

「うるさーい!もう、美女の殺し合いを見たいんじゃよ!あーもう嫌になっちゃうなー。畜生、まあ編集技術が無い俺でも強ければテレビ局のお偉い方になれるんだよね」

「……」

「とにかく、世界統一を目指すんだよ。その後は宇宙統一も良いかもな」

この様に、この世界をうまく生きる者、強さを求める者、弱者を救う者等、様々な考えを持っている。

暁とモルドの試合にて、一旦最終回。