複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.392 )
日時: 2016/12/05 15:25
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険寓話。

彼とθ=φはこたつの外に出ました……。

「何も無いじゃないか……」

「真っ黒な空間!」

これが貴方が望んだコメディの世界です。どうぞ、一発ギャグでも……

「勝手口のポーズ」

……

「喜怒哀楽を指で例えます」

……

「手をグーチョキパーだけでカニ、かたつむり、蝶を創ってそれを鍋に入れます」

「鍋用意しました!」

「入れま……熱い!」

「……」

こいつはコメディ。今、罪悪感と責任感と使命感の塊になっているけどな。

こいつは物語を壊した。だから必死に修復しようとしている。

一発ギャグでこの世界を完全にコメディにしようとしてやがる。オリキャラを巻き込んでな。

「空を見ろ!鳥だ!いや、飛行機だ!いや、スーパーマンだ!……て、天気悪いから全然見えない。当てられる訳無いだろ!」

駄目だ、こいつどうにかしないと……俺がツッコミをするぞ!


一人の女性は現れ呟く。

「こうして、コメディの世界が誕生しました。ただし、あるべき結末ではありません……」



ただし、一番平和なエンディングである。

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険寓話。 完

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険寓話。

彼はジグゾーパズル……

「喜怒哀楽を指で例えます」

……

「一人でも〜楽しいな〜だって俺は、コメディだから!」

待て待て……名前は最後まで分からないはずだ。何言ってんだこいつ。まだ、始まったばかりだぞ。

か、彼は一発ギャグを続けました……。

「ふっふー!」

……このままでは彼の物語は作者が望んだ結末を迎える事が出来ません。

なので、応急処置を取る事にしました。

天国ってな、生きていても行けるんだぞ。

彼の目の前には天国への扉がありました。勿論、死にません。そう、待っているのは天国程の幸せ。

「んー、ぐるぐるパンチ!」

彼は腕を振り回しながら、ドアの中に入る。其処には天獄と言う司会者がいた。

「司会者?」

「続いての芸人は……おお、ハードル上がりそうな芸名だ。

コメディ木村です。どうぞ」

「え、え〜」

彼にとっての幸せはコメディの世界。わざわざ、シリアスの世界にいなくても良い。作者が彼を使う時が来たら此処から出れば良い。

今は私の世界だ。

この、シリアス佐久間のな!

「はい!喜怒哀楽を指で例えます」

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険寓話。 完

「そろそろネタ切れ?」

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険寓話。 

こっちは疲れたよ。君、コメディの都合で俺は物語を書いてるんじゃない。俺は俺の為に物語を書いている。シリアスの時に、コメディを出すな。場違いって気付けよ。

「……」

こんな終わり方なんて俺は嫌だよ。だが、どうせ君は別の世界へ行くんだろ?自分が悪いだなんて思っていない。むしろ、自分がわざわざ此処にいる事に感謝しろって面だろ。良いんだ。シリアスとコメディはそれくらいの関係だからな。

元から何も無い。だから俺も止めない。……仲良くなれたら良かったけどな。俺も悪いからな。コメディの要求に応えられなくて……でも、辛いんだよ。自分が自分らしくなれない事が。もうエンディングだ。いや、ゲームオーバーか。俺はシリアスを貫く。何があってもだ。

「分かった……反省する。許してくれ。俺だって傷つけたくない」

そうか……。

なら今ある扉を開けてくれ。其処に答えがある。

「……」

彼は扉を開けた。其処にあったのは現実だった。

「……」

「あ、飲み会一緒に……」

「止めろって……。クソ先輩とまずい酒飲みたくねー」

「そうだな」

「給料泥棒が」

「……」

彼はつまらない人生を送っていた。ひ弱で不健康でゲームに逃げていた。

会社に来ても嫌がらせをされ、残業を押し付けられ、生きていた。

仕事人間と呼ばれ、給料泥棒と呼ばれ、人生は40歳で死んだ方が良いと思っていた。

こんな彼でも、妄想が出来た。

アニメに出てきそうな可愛い妹、姉、幼馴染。最初は普通だった。しかし、いつからか、現実と妄想の区別がつかなくなっていた。

起きろ!お前がいるのは妄想の世界だ!アンリアルだ!声がする度、精神は崩壊し、あんな歪んだ世界が誕生した。

ジグゾーパズルの様な世界が。

彼はその世界で素晴らしい冒険を始める。全て自分が書いたシナリオの通りに。

これまで、何度も繰り返された世界を全て含めて、彼は生きていた。

……では、トゥルーエンドが終わった所で次で最後のエンドです。やっとですね。

第二十七章 ジグゾーパズルの様な世界で無機質を願った人間は旅人になり新世界を歩き始め十字架を燃やし祈りを捧げ、旅人は家族の幸せを願うも現れたのは仏か神かキリストかコーダマシッダルータかだか天の声。天の声が頭の中で走馬灯の様な感覚で脳裏を駆け巡り、あるべき結末へ導く為世界の中心で愛を叫ぶケモノ。いつのまにかケモノになった旅人は天の声と共に世界の中心で愛を叫んでも手に入れられなかった程の人生で大切なモノを探す冒険。 完

第二十七章 コメディの為にシリアスの鐘が鳴る

彼は妄想の中で愛を、全てを叫んだ。そう、名前も叫び、彼は大切なモノを今、此処で造り上げようとする。

妄想で。

「妄想でもな。人の心は動くんだよ。コメディでも動くんだよ。探すのはもう良い。創れば良い。俺……俺達はな、誰も見た事無い様な物語を創るのが役目だろ。オリキャラもだよ!」

彼は創った。物語を。

あるべき結末を主人公が創った。

「俺は土台を創っただけだ。シリアス、後はオリキャラか。そいつ等がどうこの物語を染めるかだ。

此処が俺達の結末。そう、終着点だ」

……今度は良い物語書こうぜ。感動モノとか。

「無理だ。読者を感動なんかさせられるかよ」

こっちは人生削って書いてるんだ。きっと大丈夫だ。

「必死感出るだけだよ。それに湿っぽいのは嫌いでね」

……そうだな。いつも通り訳分からないの書こうか。

第二十七章 コメディの為にシリアスの鐘が鳴る 完

「全てにおいてさよならだけが人生。だが、私はずっと此処にいる。誰もいなくても、絶対に逃げない」

女性は笑う。