複雑・ファジー小説
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.394 )
- 日時: 2016/12/05 19:51
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
雷電・Vは刀を持ち、鬼神と闘う。
「棍棒相手じゃ刀が折れちまう。銭で新しい刀買わねえとな」
「お前程度の身分で刀扱えるのか?剣術知ってんのか?」
雷電・Vはデタラメに剣を扱う。
「基礎が出来なきゃ、どんなに高い武器を持っても意味無いんだぞ。
農民ごときが鬼に勝てると思うな!
どんな夢物語見てるかしらねぇけどよ。
思いで人が切れるか!あ?」
ドゥーロは雷電・Vを見る。
「デタラメだが.....生まれ持ってのセンスはあるみたいだな.....だが、一番になる器では無い.....」
「ドゥーロ。やけに喋るじゃねえか。雷電・Vなんてただの刀持った農民だ。武士以下だぜ?」
鬼神は刀を折り、雷電・Vの頭を割ろうとする。すると、雷電・Vは棍棒を持つ手を思いっきり殴り、棍棒を飛ばす。
「……んー、基礎か。自己流って事で基礎を飛ばしちまってよ。
それでも何も出来ねえって言うのか?寝言は寝て言えよ。ほら、寝かせてやるからよ」
雷電・Vは瞬時に鬼の角を折り、それを頭に刺す。
「……お似合いだぞ」
「ウグッ……貴様ッ!殺してやる!」
ドゥーロは鬼神を抑える。
「.....」
「このままよ、運命辿って死ぬより、俺と手組んで世界を荒らそうぜ。互いに失うモンも無いだろ。俺はアンタについていく。俺は主人がいた方が動く安くて良いんだよ」
「お前の未来は明るかったはずだ。俺を倒し....全てを手に入れるはずだったのでは?」
「つまんねーんだよ。そんな物語。正義とか悪とかじゃなくてよ。
俺はもう見た運命が嫌いでよ。どう足掻いても運命がついてくる。
運命は変えるべきなんだ。
だから、まず俺が変わった。
俺の人生はもっと醜く輝くはずなんだよ。
それを綺麗事で夢見させやがって。俺は馬鹿じゃねえんだよ!ジジイババアに使われて、はいそうですか、で鬼殺す馬鹿じゃねえんだよ!」
「.....」
「根っからのクズのアンタなら俺を俺の運命を変えてくれるはずだ。俺は一生ついていく。二人でこの世をひっくり返そうぜ」
「俺は.....金が入ればそれで良い」
「野望は無いのか?まあ、それはそれで良い。俺にはアンタを変える自信があるからな。俺の野望にきっと喰いついて来る。
俺が口だけじゃねえ事を教えてやるよ。ヒヒッ……」
「不器用な笑い方だ.....俺は金が欲しいだけ。ついてこい。物捕り、脅迫、誘拐、何でもさせてこの世界の腐った部分を見せてやる.....せいぜい、死なない事だな....」
「んー……悪くねえ。犬、猿、キジといるよりマシだ」