複雑・ファジー小説
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.399 )
- 日時: 2016/12/08 19:43
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「SSランカーより上の存在に気付いた者は即座に殺されちゃうの。ボクは死にたくないからね♪」
「……未来を見ても死ぬ。話しても死ぬ……」
「大丈夫。ネズミルクって言うバカげた怪獣はすぐに死ぬから!」
「まあ死んだら恥ずかしいよな。ネズミルクに殺されたなんて。あの世でも笑われるよ」
ネズミルクは激怒する。
「もうさ、これは製作者に言ってよ。怪獣創った星人に言って……」
シャルロットは無闇が用意した大木の上にいた。シャルロットは小アルカナのカードを引く。
「【Swords・Queen】」
剣を振り上げ巨大な竜巻を発生させる。
ネズミルクは竜巻に飛ばされる。
無闇は硬い葉を竜巻の中に入れ込む。ナツと桐生は傷だらけのネズミルクにショットガンを構える。
「害獣を確認〜」
「排除してあげないと!!」
ネズミルクはショットガンに何度も撃たれ死ぬ。
ミスターHは拍手をする。
「流石、戦士達!アニメの様な美しさがあるね!特に最後の感じとか。
でも……」
ミスターHは怪獣図鑑を見る。
「このネズミルク。怪獣窃盗団の一人……余計な敵を創る事になりそうだな」
「怪獣窃盗団?」
ナツは解説する。
「Bランカーの怪獣達で出来た窃盗団。盗むのはAランカー以上の超能力者〜。
超能力者と何かを掛け合わせて、新たな怪獣を創ってるのが目的らしいよ。
しかも、其処の黒幕にSランカーが一枚噛んでるらしい!」
「……モルドを連れて来ただけでこの治安。上の人々はよっぽど好き勝手に動いてるらしい」
「だから結果的に、余計な敵じゃなくて潰すべき敵って事よっ!」
シャルロットは呟く。
「僕にはどうでも良い。ただ、目的を果たすだけだ」
無闇は瞳孔を開いて呟く。
「イライラが止まらないんだよ。疼くんだよ頭が。人間を殺せってね。殺意に身を任しそうになるよ」
桐生はクマのぬいぐるみを抱いて呟く。
「ボクの未来だと、怪獣盗賊団は数日後に来るね。モルドの修復にも間に合わないよ??それに、その未来にセヴェルト、君が戦ってしまう。戦ってしまうとSSランカー以上の奴等が嗅ぎ回って僕等を皆殺しちゃうよ?
それは困るから、戦わないでね?戦わない未来は運命がまだ変わって無いから分からないけど」
「……まあ、俺はホワイトハートを治して欲しいだけだから。参加はしないよ……見学するけど」
セヴェルトは無闇とシャルロット、桐生、ナツ、ミスターHとミスターHの部屋にあったカードゲームをする。
「全部、美少女トレカだな。しかも明らかに少女の……」
「幼女だ。間違えるな」
「……デッキも偏ってるしよ。絵重視してどうすんだよ。バランスが悪すぎるよ。とりあえず、カード一枚も持って無い初心者がカード少しずつ買ってとりあえずデッキ分のカードの枚数集まったレベルのデッキ以下だぞ。これはまずスターターデッキで土台固めて……」
「バラバラ10枚100円で売ってくれるトレカがあってな、其処で美少女カードを買い込むんだ!」
「……中古は安くて良いな」
「最近は選べるレアカード1枚100円がほとんど……。大体、いかついドラゴンが多い……少なくとも幼女は其処にいない……悲しいな」
「買い方間違ってるから……ゲーム楽しもうよ。数時間後、怪獣来るんでしょ?」
数時間後、ナツは双眼鏡を見て怪獣達の存在に気付く。
「……来たよ」
四匹の怪獣は話す。
「おい、こんにち・ワンこそば。大丈夫だろうな?」
「おやすみな・サイごうどん。……不安か?」
「あらあら、この私、蟻ヶ十佐木達、四天王にかかれば問題なくってよ?」
「その通り!人間等、我々の敵では無い。あいさつと動物を掛け合わせた最強の四天王なら!
小夜奈良異音。ネズミルクの敵打ちじゃ!」
こんにちワンこそばとおやすみなサイごうどんは先陣を切りアパートに突入する。
しかし、それを無闇とシャルロットが阻止する。
「……弱そう」
「油断しない方が良い....これでもBランカー....」
「これでもだと!?ワンワン!」
「幕府……この世界を打ち取る……良い考えだが、主人の命によりネズミルクの仇打ちの為貴様等を斬る!!」
こんにち・ワンこそばとおやすみな・サイごうどんは無闇とシャルロットと交戦する。
こんにち・ワンこそばは巨大な犬の様で口からわんこそばを放つのが得意。
200勝145敗0引き分け。通り名はリバースドッグ。
おやすみな・サイごうどんは見た目はでかいサイ。そして幕府を潰しそうな立派なツノで突撃するのが得意。
100勝23敗4引き分け。通り名は流血の武犀。Aクラス試験に数日後挑戦予定。
「ワン……お前等、戦士だろ?試合に参加せず、路上で暴れまくる悪魔共。
俺達、怪獣以下だな?知能指数大丈夫?ワン?」
「挑発をするな。ワンこそば。世の中を変えようとしている彼等を誰も馬鹿には出来ない。
せめて、俺が語り継がせてやろう。
立派に死にましたってな」
無闇は身体から植物を生やす。
「ボクは闘いが嫌いだ。でも、思いあがった権力者に何かを言われて黙ってるつもりはないよ?何よりボクはイライラしてるんだ……殺すぞ?」
「僕は全てを斬る。此処で勝たなければヴァイオレッタなんて倒せない.....」
こんにち・ワンこそばは口からそばを吐きそのそばを操り、無闇を襲う。無闇は身体の背中から生えたツタを操り、そばと対峙する。無闇は身体が穴だらけである。理由は其処から草を生やす時に皮膚を突き破るから。
「うおおおおお!!……恐ろしい。恐ろしいなら」
「ワン!」
「全部ボクの前から消えれば良い」
無闇の口の中から竹が生え、高速に伸び、こんにち・ワンこそばを突き破る。
「こ、こいつは……Aランカーレベルだワン」
シャルロットはサイごうどんと対峙する。
「挨拶は大事だ。挨拶には魔法があってだな。素敵な言葉で友達いっぱい創れるぞ?お前、友達いるか?大丈夫なのか?」
「....僕には騎士道さえあれば良い。別に女の子の様な生活に憧れて....いない...」
「騎士か。上等だ。俺も女だからって容赦はしない。全てこのツノの一撃で俺は全部倒した。幕府も……クソッ……なんで俺の望んだ明治は……ううっ」
「....此処は戦場だ想い出を語るバーじゃない。甘い考えを持つ者から此処から消える」
シャルロットは小アルカナのカードを引く。
「【Coins・King】」
剣を地面に突き立て弧を描きながら地を這う二条の衝撃波を放つ。
おやすみな・サイごうどんはツノで対抗しようとするがツノは斬られる。
「……見事な騎士道だ。だが、蟻ヶ十佐木と小夜奈良異音は本来の実力はSランカー並。お前等に勝てるか?」
「名前の通り寝ていろ.....」
周りの怪獣達は逃げ始める。
「勝てねえ!怪獣窃盗団の四天王の二人がボロ負けなんて!」
ナツと桐生はショットガンを構えて待つ。
「二人相手にしないと勝てない感じ?」
「……二人相手でも勝てないかもね?」
「嘘ッ!」
蟻ヶ十佐木は呟く。
「私はショットガンの方ね?可愛い子見るとイジメたくなるの」
「俺は……餓鬼と騎士道ちゃんか。ははっ!死ぬ時は死ぬって教えねぇとな。あらら、教師の気分だよ。
立派に更生させないと。逆らえない様にボコボコにしてやるか。女子供でもな?」
小夜奈良異音はサイごうどんに手を向ける。
「ボボボボーッンッ!」
サイごうどんは消える。
「俺の能力は存在を完全に抹消する事。僕ちゃん達さ、殺し合いした事ある?」
蟻ヶ十佐木。561勝0敗0引き分け。通り名は秒の殺し屋。虫が大嫌い。
小夜奈良異音。710勝2敗0引き分け。通り名は選ばれし剛拳のライオン。本気になれば、ドラ○エのラスボスレベルまで強くなる。2敗はSSランカーに挑んで負けている。
いずれにしても、二人は何故かBランカー。