複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.405 )
日時: 2016/12/10 16:35
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

数時間前、ネズミルクはある取引をしていた。

「星宮の過去を探って欲しい。もしかしたら……」

「Sランカーの?何処にも派閥には入って無いし、脅威にもなりませんでしょう?」

「……金は払う」

「まあ……やりますよ」

すると、無闇とシャルロットが偶然、パトロールで通りかかる。

「……聞かれたか?」

「なら、見せてあげますよ。俺の実力を。人間二人くらい楽に殺してやる!」

「おい、待て!」

現在、一人の男性が星宮を追う。

「よっ!俺は一一ってんだ!よろしくな!」

「……」

「俺がAランクだから俺の事良く分からないか!そうかそうか!」

一一(にのまえ はじめ)。Aランカー。ネズミルクに星宮の調査を依頼していた。

彼もいくつかのアンドロイド、生物兵器を所有。だが、派閥と言うより同盟を組む事が非常に得意。彼の一声でいくつかの派閥を動かせる程の大物。
裏表無い明るい性格がこの世界を照らしていると考えて良い。

彼自身、極秘にミスターHに資金を提供している。

そしてこの世界のタブーに斬り込みを入れようとしている。

SSランカーより上の存在を知る為に。

「SSランカーはある特別な式場でずっと殺し合いをしている。たまに下界に降りて、Sランカーの相手をする事もあるらしいけどね」

「戦った事無いの?それにSSランカーになりたいとかは?」

「……」

星宮はその場から立ち去る。

一方、セヴェルト・オースツジ達はモルドを修復しながら、茴香や滝の様子を見ていた。

「滝は大丈夫なのか?ユーレッドに何かされてなければ良いが……」

「今の所、暁一族は遠く離れた金子市付近に、拠点を置いて活動してるな」

「後、緋色が言っていた哀川博士が危ないから、神谷博士に……?どう言う事だ?」

「大丈夫、敵は今交戦中だから……!!ボクは結末も知ってる。早く、神谷博士の元へ!!」

「え?」

一方、此処は哀川博士の研究所。ナンバー344も生息している研究所。可愛いマスコット怪人から本格的なアンドロイドを越えたセクサロイドまで取り揃えている。またエルフ等の異種族等も受け入れている。

哀川 咲(あいかわ えみ)高校生の平均的身丈。黒と翡翠のオッドアイ、翡翠の髪色,いつも白衣を着ている、左目(黒)を髪の毛で隠す(火傷を負っているため)または、包帯を巻く。
天才科学者、IQ測定不能(200を超える)
趣味は実験で特技は科学の全てを暗記,基本何でも出来ること。

家族はヒワノにより両親は火事で,祖父はヒワノの手によって死去、祖母も物心つく頃に病死、両親と祖母は祖母の死の少し後に(火傷は、火事で)
そして、ずっと孤独に過ごし,誰も心を開かなくなってしまい、祖父の残った研究所で1人研究等に没頭、その際に縮んで小学生になると言う失敗をしてしまい、それを期にその薬をつくる。

また、祖父の残したアンドロイド、Λ=ηを探している。

ヒワノは部屋の中で呟く。

「θ =φでも良かったんだよ。でも、彼女の暗殺は……彼にこそが相応しい。哀川の意思を砕くんだ!

マシロとエミュも実験の籠からそろそろ……ねぇ?ベリーベル・エクセリューナ」

ベリーベル・エクセリューナ。ウルフカットの黒髪 紅鳶色の瞳 左目は桃色の義眼。
身長は凡そ190cm(長いこと測っていない)、浮き出た両腕の血管と腹部の刃物の疵痕が印象的。
戦闘面では投擲と鋭利な刃物での攻撃が得意。塹壕で衛生兵や雑業を熟していた時期がかなり長いので治療、手榴弾と薬莢の錬成に長けている。

退役軍人ながら、屈強な肉体を維持する為に日々トレーニングに没頭している。獲得した栄誉と勲章は数知れず。

「元軍人も殺し屋をしていかないとやっていけない世界になっちゃったね〜」

「俺は軍人の誇りとやらには興味はないんで。金……金だ。俺にとってのヤクこそ、この世界で生きる最大の秘訣。金が欲しいからって……兵士に指示するだけの権力者に成り下がるつもりもないが。ランクなんて数えるの忘れちまったよ……。俺は金になる殺し合いをするだけだ。明日は明日の天気になれば良い。金以外は」

ベリーベルはランク不明。だが実績はSランカーと同等だと思われる。

ベリーベルは人が居るのにも関わらず平然と大麻を摘めたパイプを吹かす。

「哀川と言う邪魔がいてね。君に殺して欲しいんだ。僕は今、忙しいからね。哀川はもはや残り香。僕にとっては……蟻程度」

「因縁等に首突っ込まされるんだからそれなりの報酬はあるんだろうな?」

「僕はSランカーだ。金なら腐る程ある。君も器用に生きてみたら良かったのにね。僕が戦わなくても僕の代わりのアンドロイド達が……」

べリーベルは任務に向かう。

「釣れない暗殺者だね〜……」

哀川博士の傍にはエミュと言うヒワノから逃げて来た獣人がいた。

「エミュだみゅ!博士大好きだみゅ^ ^」

白い狐の耳、翡翠のロング髪に瞳
やや高身長、嬉しいのが分かりやすい(耳がピクリと動くのと尻尾がパタパタする、手は人間と同じでも能力使う場合は獣が露わになる)

彼女は獣になる事が出来、その事で五感が獣本来の能力に変化出来る。

博士の助手であり、ボディガードにもなっている。またイタズラ好き。だが、怒られたくないので怒る前に謝る。

自由奔放で語尾に、みゅ、を付ける。怒るとカタカナになる。

咲を博士と慕い,咲の言うことはなんでも聞く。名前は、咲につけられた。

哀川博士のランクはAランク。力だけのランクなので、頭脳ならSSランカーにも劣らない。

クローン技術、アンドロイド製作、生物兵器作成も低予算で行う事が出来る
天才博士。



次回、哀川博士&エミュVSベリーベルで、一旦最終回です。