複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.420 )
日時: 2016/12/20 18:13
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

大木は滓雅の店に行く。今回は、立花とHNRΩ、哀川博士、エミュがいた。

「ミュ!大木!」

「エミュ!?」

「いらっしゃい、大木君」

「どうも……」

エミュはHNRΩと立花が抑える。

「あの、これって何?」

大木はロボットの様になった望田と椎名とHNRΩを見る。

「説明は面倒だ!後、俺はロボットじゃない。もう一回ロボットと言って見ろ。

デリートするぞ?」

望田もちだ。イエスタデイ・ワンスモア1、3に出演。1では良い人だったが暗殺者に身を落とした事により性格は崩壊し、悪人に変わった。しかし、根が悪い訳ではない。

椎名。イエスタデイ・ワンスモア3に出演。望田の恋人。だが、小林財閥により殺されてしまうが望田と共に地獄門博士によりロボットになる。また、生き返りメンテナンスをしなくても良い様な不老不死になる。しかし、全ての感情を失ってしまう。

哀川博士はこの二人をかつて地獄門博士が研究していたアパートの一室で発見し、哀川博士と滓雅、エミュはそのアパートに住む事になる。ちなみに隣の部屋はメープル。

すると、犬山とトルベルアが大木の元にやってくる。

「んがっ!?あ、れ!大木だよっ!僕達の事務所にスカウトアタックー!」

「……此処ら辺は企業が多いから暗殺者も多い。武器商店張り込んでたら来ると思ったが。ビンゴだな」

滓雅、立花、HNRΩ、哀川博士はトルベルアに気付く。

犬山。イエスタデイ・ワンスモア1、2、3に出演。テンションがかなり高い。どうでも良い事しか言わない。かなり迷惑。

「イエーイ!!!カツサンドっ!」

トルベルア。全作品に出演。1では看守。2では副社長。3では無職。4ではフリー暗殺者紹介事務所の職員。フリー暗殺者紹介事務所とはフリーランスで活動する暗殺者に仕事を紹介する事務所。社長は平。副社長は尾崎。大企業に変貌を遂げ犬山、トルベルアは窓際でひっそりと活動している。

現在はギャンブルで金を使い込み家を売り、会社の金も内緒で使っており、バレると非常にまずい立ち位置にいる。要するにクズ。

「誰か俺と家をシェアしない?シェアって言うか俺は金払わないから居候だけど……」

大木は二人を見る。

「……」

立花と滓雅は話す。

「それで....虚は?後、霊犀だっけ?何かあったらいつでも相談になるからな!トップギア入れるぜ!」

「ありがとう.....」

数時間後、大木は滓雅と酒を飲む。

「....こんな事してて良いんですか?暗殺者さん」

「暗殺者だって……忘れたいんだよ。色々……ふう……疲れるよ、この生活」

(大木って呼ばれる事に慣れてるし……一生俺はこのままなのか……)

「……」

大木は酒を飲もうと手にコップを持つとそのまま落としてしまいそうになる。しかし、滓雅はコップを掴む。

「大丈夫?」

「……君も立派な暗殺者だな。しかも霊犀並だ」

「....私を暗殺者として酒の席に呼んだんですか?」

「ん?」

滓雅はお金を払って立ち去る。

「……おい、どうした!」

滓雅は立花と酒を飲み直す。

「おかわり!」

「....どうした?何かあったか?」

「私がもっと弱い普通の女性だったら良かったのかな?」

「....誰かにフラれたのか?」

「違うよ...」




9月。大木は直属部隊で大きく活躍する。

それに反して、土井はどんどん腕を落とし落ちぶれて行った。

逆に現在、土井は大木の活躍を知る事になる。

「クソったれが!土井め……」

藍楷は話す。

「ど、どうしたんですか?」

「あれは俺の身体だぞ……。

俺はスターだ。俺はスターなんだ。でも、どんどん身体がなまってくる。

俺も落ち目か?……違う、俺はまだ半年も……」

「引退したら良いんじゃないですか?」

「うるせえ!俺はまだやれんだよ!

俺は暗殺しか道がねえんだよ。

俺は……暗殺者にしかなれねえんだよ」

「……」

そして、土井は日本支部に藍楷と共に異動される。直属部隊から外された土井はどん底に落ちていた。

藍楷はベリーベルと話す。

「日本に来るか……。さて……」

「……?」

「『アノコロ』」

「それは……まさか」

「利用するだけ利用させて貰う……。金儲けの為にな。大木、土井の金は全て俺の金だ」

藍楷は悩む。

(土井……)

大木は企業の重鎮を暗殺する。音も無く影に紛れ一つのナイフを一斬り。たった、一回ナイフで声帯、首元を切り裂く。

「……安らかに眠れ」

土井は愚痴をこぼす。

「俺はもっとやれんだよ!俺はエリートだ!うあああああああ!!!大木の野郎……!」

互いは既に、大木、土井である事に慣れてしまった。