複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.56 )
日時: 2016/07/22 18:40
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

4年前。



スクランブル交差点で、前田と神谷はいた。



「神谷……」


神谷は泣いていた。



「大丈夫だ。大丈夫……」



「……ううっ」











前田はこの事を思い出す。



「あれ?……何であいつ……泣いていたんだ?」





雷電・Vは前田を連れていく。



「もうすぐ、紅白電波塔だよ」


















雷電・Vと前田、一の目の前には、ミスターHと黒姫、細多喜がいた。








「夕焼け。小焼けのまた明日〜……」


ミスターHは、5時のチャイムと共に歌う。





「ミスターH。いや、袴田。……お前の訳の分からない性癖の為、東京消滅の為に俺が何故犯人に仕立て上げられなきゃいけないんだよ!」







「私と君は同じだ!

願望の為なら全てを奪う。君から学んだ事だよ!」



「……」





「君の妻。彼女の旧姓は神谷。


神谷は本来は光岡と結婚する予定だった。しかし!君が光岡から奪ったのだよ。



君が光岡を殺してね」








「……違う。俺は光岡を殺していない!」









黒姫と細多喜は話し合う。



「ねえ……確か、前田を呼んだ理由って14歳の美少女を紹介して欲しいからじゃないの?と言うか袴田って誰?」


「……俺にも分からん」














ミスターHは、長い舌を出す。







雷電・Vと一は構える。



「やはりこいつ等がエラーだ。美しい東京を汚す悪魔め」





一は考える。



「何かが少しずつずれているんだが……!」











ミスターHは、前田に攻撃する。


前田は血を吹きだしながら吹き飛ぶ。




雷電・Vと一がミスターHを止める。






黒姫と細多喜がミスターHの手助けをしようとするが、動きが制限される。





其処には、地獄門がいた。












地獄門は前田に向かって走り出し、前田の目の前に行く。





「しあわせならてをたたこう」






地獄門は手を叩くと、地獄門の身体の中に起動していた爆弾が爆発する。

















紅白電波塔は崩壊する。



イズと香具師は驚く。



「そんな事って……」















東京ソラキ塔から小さな紅白電波塔を見る者が一人。



「道ノ里達は前田の回収を……。







さて、全てのピースが集まり完成するか……」