複雑・ファジー小説

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.94 )
日時: 2016/08/03 23:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

木村は目覚めると瀬戸内が金の計算をしていた。

「暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち。暗殺者になれば大金持ち」

「あ……」

瀬戸内は怒りを抑える。

「六人部屋じゃ自己満足する行為も出来ない……。女子とかどうしてんだよ……」

「欲求不満かっ!」

「しかも六人部屋って……」

瀬戸内は途方に暮れる。そして明け方。木村は望田と共に夜城の元へ行く。

「そう言えば、灯台の時のお礼を言ってなかったと思いまして」

「ううん、全然良いよ!僕もスッキリしたからさ〜……」

「あはっ!良い人!絶対にこの人良い人!この腐れ外道塗れの中に輝く暗黒のダイヤモンド!」

其処に、平と五十嵐が言い争いをしていた。

「夜城さん、ルメールさんは俺に気があるんですよね?」

「いいや、俺だよ。と言うか木村、夜城、どっちかジャッジしてくれよ」

望田は驚く。

「私は?」

平は見て見ぬふりをする。

「おい!」

「ルメールさんはオタクが嫌いなんだよ。俺に関わるな」

「はいっ!?」

木村達はルメールの所へ行く。

「いつ、訓練始まるんだよ……。チュートリアル終わってるんだよな?」

夜城は肩を叩く。

「あと二日で、本格的なグループ決めが始まるんだよ!だから今の内に青春しようね!……こんな所だけど!でも闘うよりマシだよ〜!」

「そうですね。ええ……いや〜……」

平と五十嵐はルメールに話す。

「ルメールさん!」

「あら、ごきげんようですの」

「ルメールさーん!可愛い!」

「ありがとうございますなの」

ルメールは木村を見る。

「私、成木さんから貴方の話を聞いておりましたの。貴方なら私を……」

「はい?」

「なんでもありませんの」

皇と不束はルメールを見る。

「俺ァ、あまり好きじゃないな。何か嘘臭いっていうか、全部演技に見える」

「嘘から始まる恋もあるじゃろ」

「人殺しに恋もクソも無いだろうなァ」

平は照れながらルメールを見る。木村は馬鹿馬鹿しくて帰る。

「おい!木村!」

「俺は仲間を探さないといけないんだよ」

「ルメールさんは?」

「ルメールさんは別のグループに入っているだろ?」

ルメールは頷く。五十嵐はショックを受ける。

「何処?何処?俺入りたいんだけど!」

「おい……」

「成木さんの所ですの」

「つまり、俺達のグループだっ!奇跡だ!奇跡だー!」

木村は落ち着きを取り戻し、ルメールに頭を下げ仲間を探す。

「誰、捜そう……」

すると、二人の男女が話しているのを見る。

「あいつって……」

木村は昔を思い出す。

「確か、水掛 秀将。俺のいた高校の先輩だった気がするな。確か、同じ部活でオカルト研究部の幽霊部員だったはず。まさかの再会って……。世間ってせまいな……」

木村は戸惑う。

「どうしよう……」

すると、女性がこちらに向かう。

「何?水掛の友達?ならさ、ちょっと来て、水掛って全然無視してくんの。マジ、凹む。ヤバイ」

「誰だ……」

「あ、わたし?わたしは神代 真央。水掛の追っかけ的な?第一号ファン的な?」

「……此処がどういう施設なのか忘れそうになる……」