複雑・ファジー小説
- Re: 埋もれた世界の、 ( No.4 )
- 日時: 2016/07/28 13:10
- 名前: Tomoyami (ID: Zn9JBKpx)
story1
——奥にある、
[3]
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馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった馬鹿だった
救いようのない、馬鹿だ。
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この世界には『DCE』(Different world Creature Expulsion organization、異世界生物駆逐組織)という秘密組織が存在する。
同時に、おそらく異世界のものと思われる生物がこの地球に存在する。
目撃されているものとしては、『ヒトガタ』『チイサイノ』『ハヤイノ』『ノロイノ』の四つだ。
名前からしてどんな特徴を持つのかが瞭然だが、組織の中で行き交う言葉としてすぐに伝わるように工夫して名付けているらしい。
これらを地球上から駆逐するため、異世界生物駆逐者、略してDCEPが数人存在する。
彼らは『ディーケイプ』と呼ばれる。
サツメはその人間の1人だ。
ディーケイプは一般社会に入り込んだ異世界生物を駆逐するために生きており、そして一部の人間以外に自分の正体を明かしてはならない。
一部の人間とは、サツメでいうと学校(理事長と担任のみ)に値する。その一部の人間は決して他人に明かしてはならず、厳重極秘事項として扱ってもらうようになる。
明かしたものと明かされたものは、容赦なく組織に連れていかれることとなる。
現在において現れたものはまだ1組だけだ。
その1組の行方は、未だにわかっていない。
明かす対象となった人間には必ずこの説明を聞かされる。そして、恐怖を覚える。
当たり前だ。自分が異世界を知るごく僅かな人間になることで、自分、そして周りの命がかかわることになるのだから。
—continue—
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Tomoyamiです。補習無事に終わらせることが出来ました。
今日からまた更新していきます!ご迷惑をおかけ致しました。