複雑・ファジー小説

Re: 僕が記憶をなくしてしまってキミとー ( No.18 )
日時: 2016/08/18 13:06
名前: 主 ◆VWz93gXwCI (ID: HWQyDP4e)

2

「君から咲の匂いがする…それと、契約者の…」
少し黒が混じり、翡翠の髪色の男の人が僕に言った

「えと、どなたですか?」

「僕?僕は咲の兄だよ!」


僕は、この街を知るために天峰さんから色々教えてもらい散策を…なんだけど…

「えと、哀川さんの?」

Re: 僕が記憶をなくしてしまってキミとー ( No.19 )
日時: 2016/08/19 14:12
名前: 主 ◆VWz93gXwCI (ID: v8ApgZI3)

「そ!僕は咲人!咲に人で咲人!」
はぁ…

僕は、声を聞いただけだから、哀川さんは知らない…
「さーきを探してるの?知ってるよ〜?」
!?

「ぼーくはお兄ちゃんだからね〜♪」
お兄さん?
「だから、さーきの事はなーんでも知ってるのさ^ ^」
はぁ…

Re: 僕が記憶をなくしてしまってキミとー ( No.20 )
日時: 2016/08/19 15:35
名前: 主 ◆VWz93gXwCI (ID: v8ApgZI3)  

この人、本当にお兄さん?っ…
頭が痛み、何かがよぎった

-きちゃダメ…此処は、あなたが来ちゃダメ……
哀川さん?

その脳裏によぎったものがおさまると、彼になんでか警戒を抱いた

「?どーしたの?記憶をなくした少年よ!」
!?

な…この人一体…

Re: 僕が記憶をなくしてしまってキミとー ( No.21 )
日時: 2016/08/29 17:12
名前: 主 ◆VWz93gXwCI (ID: wZGUtZTa)

「だって、悟れるもん^ ^さーきだってそう…そ、れ、に♪」
兄と名乗る人は、僕に顔を近づけてきた

「僕はね、人の記憶を読むんだ…よ?」
ゾッとした…

本能なのかなんなのか、この人を…やばいと思った…