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複雑・ファジー小説
- Re: 糸切り屋〜赤い糸、切ります。〜 ( No.4 )
- 日時: 2016/09/07 20:54
- 名前: 青らりP (ID: tY8TK.KA)
第一の依頼人〜青の嫉妬〜
一方、その予感は的中したようだった。外には、一人の依頼人がいた。一枚の絵手紙をもって…
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依頼人〜理央〜
今、私は一軒の家の前だった。しかし、それは普通の家ではない。とても不思議な家だ。木で出来ているような壁に、紫やもとは黄色だっただろう橙色のペンキ等がはがれはがれにつけられていた。ただ、ボロいわけではなさそうだった。屋根は、何故かガラスのような物、おそらく水晶だろうか?のようなもので作られているし、家の周りにひまわりのようなものがたくさん咲いていて、どこか不思議な高級感もある。一切統一感がないが、ふしぎと安心できる、奇妙な家だった。
私は細波 理央。今年で25になる。なぜ私がここに来たのか、それは、ここが、
《糸切り屋》らしいからだ。
私がその糸切り屋をしったのは、今日の朝の事、仕事に行く途中の事、交差点の中心に、フードを被った不思議な少女が、ちらしを配っていた、そのちらしが、ここをさしていた。
内容を見てみると、それは夢のようなものだった…。
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