複雑・ファジー小説

Re: 昔話を旅するお話〜其ノ壱〜 ( No.1 )
日時: 2017/08/21 19:38
名前: 狐音 (ID: .1MHnYLr)

〜1話目〜
「出会い」

僕は夢でも見てるのだろうか?
いや、きっとこれは夢だ。
なんて言うか、こう、子供が見るようなファンタジーな感じで。
よく、プリ○ュアとかに出てきそうな。
よ、妖精。が目の前に。あれ?僕いつの間に寝たんだろう。
とにかく、目を覚ませ!自分!
頬をつねってみても痛みは感じるがなかなか目が覚めない。

「あ、あれ?可笑しいな。」

「なにしてるの?大丈夫?」

気づけばその、『妖精』は目の前に来ていて。
ビックリしてそのまま後ろにひっくり返ってしまい、強く頭を打ってしまった。

「いっ、、たぁ.........」

「だ、大丈夫ですか?!」

と、『妖精』が近づけばこれは錯覚か?ついに僕もそんな年に?と目の前の生き物を
摘んではまじまじと見始め

「こ、これは幻覚ですか?」

「ち、違います!く、苦しい...ですので、おはなしください!」

「あ、あぁ、、、ごめん。」

ぱっ、と手を放してやれば『ゲホッゲホッ...なんて手加減のない人なの?』と
少し怪しい人でも見るような目でこちらを見始め。

「まぁ、そんな事はどうでもいいのです!」

「え?あ、うん。」

「貴方は運命の旅人です!どうかワタクシをお助けくださいませんか!」

「え、えぇ?」


なんかえらいことになってきたぞ?