複雑・ファジー小説
- --登場人物紹介- ( No.28 )
- 日時: 2019/08/29 07:36
- 名前: 姫凛 (ID: 9nuUP99I)
……から……へ
……者たちを……日間観察した……報告書である
-研究員たち-
◇ドロティア・オッズ
最近付属された新米研究員。成人の儀を迎えたばかりのヒュムノスの女。
視力が悪く、この世界では珍しい視力補強器を身に着けている。
(とある使命持つ一族「オッズ」の生き残り。通称『オズの魔法使い』)
◇マザー
とある研究所の最高責任者である同時に"子供達”の母を名乗る老婆。
年齢不詳。だがヒュムノス=60代ともみえる。種族不明。身体的特徴が見受けられない為、ヒュムノスだと推測される。
◇シュヴァルツアー
灰のような濁った髪色の長身細身の男。レンズの入っていない黒色の四角い視力補強器を着用。
首には聴診器かかっており、着用している白衣はヤニ臭い。
◆その他の研究員たち
上記に記した者達以外にも数10名、30に満たない数の者たちが在籍している。
年齢種族は多種多様。皆一応に白衣を着用。
-子供たち-
研究所には沢山の子供たちが集められている。下は乳児から上は12歳まで。
種族は主にドラゴンネレイドが多いように思える。
(彼らは何の為に集められているのだ)
◇ユウ、カタリナ、エフォール
研究所のリーダー格たる子供たち。幼子たちは研究員よりも彼らの意見に従う者が多いように思える。
左からリリアン、壊楽族(カイラクゾク、ドラゴンネレイドの世界一般では忌み嫌うはずの3種のはずだが彼らはその傾向は無いように見受けられる。
◆"トクベツな子供"
その名の通り研究所にとって特別な意味を持つ子供のことだろう。
詳しい詳細は不明。だが探りを入れた同士からからの連絡はまだない……おそらく奴らの。
今——この報告書を読んでいるのが我が主である事を願う
もし違うとするならば、誰でもいい主に届けてくれ
そうでなければ死んで逝った同士たちの魂が報われない
私たちは近づき過ぎたのだ……の……は……あの童女は——
ここから先は垢黒い液体で汚れて読めないようだ。
貴方の目の前に扉があります。
——開けますか? ——開けませんか?
〇開ける← ●開けない