複雑・ファジー小説

Re: 〜闇の系譜〜(サーフェリア編)下【完結】 ( No.412 )
日時: 2021/03/06 15:06
名前: ヨモツカミ (ID: IS3fXoEU)

上手くまとまんなくて遅くなりましたが、完結おめでとうございます。そして執筆お疲れ様でした。あとありがとうございました。

完結記念Skypeさせていただいたとき、まじでため息しか吐かなくて面白かったけど、実際にあとがき読んだらちゃんとあとがきじゃん……てなりました(笑)


オルタっちなつかしい〜〜。多分私はオルタっちの作品好きな派の人間なので、何気にあの人のことは好きだったんですよ。実際そういう性癖の人沢山いるし、オルタっちとは仲良くなれそう、まあ、トワさんをあんな目に合わせたのは許せんけど。
女性が奴隷になる場合の話ちゃんと書くとR指定作品になっちゃうもんな……

「俺はこの国の、召喚師様だからね」も懐かしい&今思い出すとギャアアアアアアてなりますね?? ルーフェンさん……アアアア……

ミストリア読んでた時期、スレインさんのことを知ったトワさんの話ありましたね……懐かしい。お母様のこと知りたがってた子供時代があったのを読んだあとであのシーン読むと、嗚咽……。

懐かしい。炎の鳥の魔法(幻)でトワさんの名前聞き出すのとか、流石ルーフェンさんって感じだったなあ。あのシーン、可愛いですよね。
その後、マルカンパーティー(??)で炎の魔法(幻)使ってたの感慨深かったなあ。トワさんがかっこよく戦うシーン好きなので(ラフェリオンのときとか)、スタイリッシュに仕留めてたのまじかっこよかったなー。

サミルさんびっくらポンのとき思ったんですけど、死体の描写結構リアルに書くなあって。なんとなく、あんましエグいシーンはしっかり書かないというか、全年齢対象として書いてるっておっしゃってたから、(その後も何度か死体の描写エグめに書いてるなーて気になってた)なんとなく描写の雰囲気変わったなって思ってました。

リリアナさんの「お姉ちゃんだから」って言うの、もう、ホントに……やばい、ナチュラルに涙出てきたわ。二人が友達になっていくのいいですよね……ミストリア読んでたときはなんでこいつら友達なんだ? と思ってましたが。ロクベルさんもいい人で……二人の友情のお話かなり好きですね。私が百合好きなのもあると思うけど、いや、70%はソレです、不順で申し訳ないですが二人の関わるお話はいつも愛おしい。

訓練生時代の話もすごい好きでしたね、それはまた百合好き不順ツカミなのもありますけど、アレクシアさんのクソ女加減が本当に好き(笑)
てかラフェリオン編めっちゃ面白かったなマジ。ファンタジーの醍醐味、剣と魔法で戦うってシーンだし、若い子たちが奮闘してるのも華があるし、トリーシアさんの話の衝撃がすごかった。フィオーレ姉妹のお話読んでからだと、アレクシアさん愛らしいですね。異端であることにコンプレックスあったのも、魔道士目指したきっかけがお姉さんのことなのも、愛おしいし、あとは不順ツカミとしては留年シアさんがトワさんのほっぺ指でピッてやってたシーンとか、トワさんに背負投されるのとかのやり取りが尊かったですね。尊かったです。尊かったです!!!! 留年シアさんはかわいいね……。
留年シアさんとジーク無神経ハルトさんの関係も素敵ですよね。無神経ハルトさんとしては特別な力を持つ人間と、「俺じゃだめなんだよ」の件もあるから無神経ハルトになるのも仕方ないけども。

留年シアさんの酷い語彙を見て、狐さんは他人を罵倒する言葉のレパートリー豊富だなあ…………狐さん…………って思ってましたが、例のマリアナとのコラボではさらにクソ女だったので、あの辺りで狐さんに対する気持ちも変わりましたね。

14……あれ、中学2年生。ハインツくん年齢不詳感強いから年齢聞くとビビりますね(笑)むかーしからキャラ絵を見て気になってたハインツくんがやっぱりかわいい子でニコニコでした。リリアナさんもかわいいしな。天使じゃん。

サイコパスくんのことは既に色々言ったので、改めて言うことはないですね。でもやっぱり、パスくんのことは好きだなあって思います。すごく共感できるところが多かったのと、トワさんに対するクソデカ感情がエモエモだったから。

あああ、もう皆が亡くなってしまう部分は思い出したくないので何も書きません(笑)
あ、でも「真っ直ぐ生きてください。私はいつでも、君の味方ですよ」のとこはホント、全国のサミコン爆発四散でした。

人狼族のショック療法好きです(笑)
なんかもう、色々楽しみだし辛いし、ミストリアを知ってるとかなり違う作風に感じられて、私好みでおもしろかったです。

以上、あとがきに対する感想。
以下は読み終えたときに書きなぐったメモを含む感想です。



アーベリトでの悲劇。あれは、心の弱い、ひとりの女性の、どこまでも悲痛な願い。“闇の系譜”に抗いたかった、孤独な女性の悲鳴、だったんだろうなと、思いました。
やってることだけ見ると、悪役的な悪、まさにヴィランでしたけど、同情する点は多々あるんですよね。“闇の系譜”の被害者でしたからね。普通に恋して結婚して幸せになれたらよかったのに。召喚師として生きるってことがどんなことなのか。私はシルヴィアさん大好きだったので、どうか安らかに……。

闇の系譜被害者といえば。
リリアナさん、めちゃくちゃ被害を受ける一般人代表って感じで、ミストリアの出来事も含めて、マルシェ家は怒っていい(笑)
こんな目にあってるのにみんなの前では明るく振る舞うの、本当に天使……
狐さんはリリアナさんのことうるせえ女とか言いますけど、サミルセラピーに続きリリアナセラピーは体にいいしいずれ癌にきく。


これはここで書きたかったのでSkypeとかDMでは一切言いませんでしたが、創作をする人間として、すごく尊敬してます。伏線の貼り方や、回収の仕方もそうだし、話の展開や登場人物の人間性、全部私には作れないものだなと思いました。
サミルさんが亡くなるときはもちろんみんな泣いたと思いますが、ロクベルさんとロンダートさん。この二人がなくなってしまうとき、めっちゃ泣きました。
この悲しみは狐さんが書き上げてきたものだからこそ生まれる感情で、同じように創作する人間でも、簡単に真似できるものじゃないと思ったので、創作者として凄い圧倒されました。

私は常々人の心に影響のある作品を書きたいと思っていて、それは話の展開のおもしろさ、キャラの魅力、驚きの展開、なんでもいいんですけど、一番は「泣かせてやりたい」ていうのが強いです。私の知ってる涙の誘い方は“感動的な死”だと思ってましたが、闇の系譜を読んでいて、あらゆるところで泣いたし、“感動的な死”というのも、私には書けないタイプのものが多かったので、創作をする人間として、尊敬と憧れがまじヤバかったです。狐さんとしては完結させる力をそれほど大きなものだとは思っていないみたいですが、私はそこも含めて感動したし、尊敬と憧れヤバイです。

何か既にお伝えしたことは沢山あるので、改めてここで書くことが少ない(笑)
んーと、とにかく、私にできないことをやってのけるところとか、これだけ壮大なお話をしっかり完結させるのとか、素晴らしい力だと思います。
狐さんは長編ファンタジーだから読者が減っていってしまうのは仕方ないっておっしゃってましたが、私は近くで作品と狐さんに寄り添っていられる状態がとても幸せなので、これからも側で応援させていただきたく思います。
改めて完結おめでとうございます。とりあえず今はゆっくりしてください!