複雑・ファジー小説
- Re: 面影は儚く かがちの夢路へ ( No.15 )
- 日時: 2018/05/02 22:55
- 名前: 人工現物感 (ID: NVMYUQqC)
「面影は儚く かがちの夢路へ」の作者さんこと、藤田浪漫さん。
こんばんわ、人工現物感です。「面影は儚く かがちの夢路へ」、いつも楽しんで読ませていただいてます。感想を書こうと思ったので、感想を書きます。つたない文章ですが、読んでいただけるとうれしいです。
ぼくは、面影(ごめんなさい、略します)の台詞がとてもすきです。
>>1の「人生というのはことごとく負け戦であるものです。」という台詞に心をうたれるどころか、穿たれました。みじかいけれど、想いがたくさんつまった、すてきな台詞だとおもいました。
藤田浪漫さんがつくられる台詞は、抽象的だけど、核心をついているなあとおもいます。ロジックではなくて、言葉あそびなどを用いた(それだけでも難しいことだとぼくはおもいます)、数行の台詞でものごとの真ん中をつらぬくって、なかなかできないことだとおもいます。だから藤田浪漫さんはすごいです。
言葉あそびのことについて言うと、ぼくはタイトルもおしゃれでいいなあとおもいました。
「不在のアバンコール」もかっこいいし、各話のタイトルがふたつの意味をもっているのは、考えこまれていてすきです。ぼくは特に「安穏/Unknown」がすきです。漢字の熟語と似たひびきの英単語をもってくるなんて、ぼくなら100年かけてもおもいつかなかったことでしょう。。。。
「文目/菖蒲/勝負」もいいですね。ダブルミーニング(?)どころかトリプルミーニング(?)で、なんかもう羽生選手のフィギュアスケートみたいにすごいですね。(ごめんなさい、すごすぎて称賛のことばが出てきませんでした)
ところで、ここまで書いて、小説の感想ってストーリーについて書かなきゃいけないじゃん、っておもったので、ストーリーについて書きます。
新天地にやってきた主人公、引っ越しっていいですよね。ぼくはこのはじまり方からわくわくしました。変な時期にきた主人公を、あたたかく迎えてくれる仲間たちもいいですね。ご飯たべにいったりして。。。。やさしさで泣きそうです。
物語はこれから動き出しそうなかんじですね。あやめっていう女の子、とっても気になります。これからの更新が、もっと楽しみです!
微睡む毒の続きも楽しみにしてますね!
これからも応援しています。それでわ〜。
と、おもったら、微睡む毒の続きが更新されていましたね。
率直にいいますと、泣きました。感動しました!
ストレートな言葉が心に突き刺さってきました。藤田浪漫さんの台詞って、戯曲的なかんじだとぼくは勝手におもっているのですが、それとのギャップでさらに胸にきました。
BUMPの曲、聴きます。
ここまで読んでくださってたら、ありがとうございます。
それでわ、ほんとに終わりです。
人工現物感でした。