複雑・ファジー小説

Re: AnotherBarcode -アナザーバーコード- ( No.11 )
日時: 2020/12/07 15:46
名前: ヨモツカミ (ID: 6fVwNjiI)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=11117

【コラボ】 No.01次元 最強次元師バーコード!!

(コメディ・ライトより、瑚雲さん著、『最強次元師!!』とのコラボ企画です)


クラウス「いきなり台本書きの文章が始まって、しかもオレがメタ発言しまくってて、困惑した読者も多いと思うし、こういうノリ苦手なヒトはオレから謝っとく! めんご!
今回はずっとこんな感じでやってくし、しかも主人公のジンは! 主人公のくせに! 今回出番ありませーんザマア!」
ジン「……でも裏で見張ってるから、発言には気をつけなよ?」

クラウス「なんか出番無しさんの声が聞こえた気がするけど気にしなーい! さーて、今回はタイトルを見ればわかると思うけど、さいじげとのコラボ企画だぜ!
もうなんか、部屋の入り口で待機してるゲストが待ちきれなくてワサワサ動いてるのが見えてるなー。すっごい、若草色の髪がワサワサしてる。これ以上待たせんのも悪いし、呼んじゃうか! ゲストの登場でーす、お願いしまーす!」

 クラウスが合図すると、膝まで伸ばした若草色の髪を揺らしながらな元気よく、少女が部屋に飛び込んできた。

ロク「はーい! どうも初めましてっ! コメライ板ってとこの『最強次元師!!』からきました、ロクアンズ・エポールです! よろしくお願いしまあす!」
クラウス「わー来たのが可愛い子でよかった! オレはクラウス! よろしくなー」
ロク「わー! よろしくねクラウス! 気軽にロクって呼んでねっ」

クラウス「おっけ! じゃあロク、早速質問なんだけど……お前文字読める? ジンにカンペ渡されたけど、オレ読めなくって、どうしよっかなーって思っててさあ」
ロク「文字なら読めるよ! まかせて!」
クラウス「おー、よかった。じゃあコレカンペだから、頼む」

 そう言って、クラウスは司会進行役のくせにゲストにカンペを押し付けるのだった。

〈カンペ〉
〜わくわく! クラウス&ロクアンズの始まる前から大事故トークショー!!〜
・自己紹介(名前とか年齢とか職業とか)
・最強資源師のふわっとした世界観とかあらすじの説明
・文字数に余裕があればフリートーク

クラウス「最初なんて書いてある?」
ロク「ええっと〜……わくわく、くらうすあんどろくあんずの、はじまるまえからだいじことーくしょー……ってなんじゃこりゃー! まだ事故ってないよ!! 信頼がなさすぎだ!!」

クラウス「大事故トークショー? おい誰だよカンペ用意した奴! ロクはどうだか知らねーけど、オレがいるんだから大丈夫に決まってんだろっ」
ロク「ほんとだよね〜〜、クラウスもこう言ってるんだから安心できるし、あたしもいるしでもう2倍でだいじょぶ! なんもこわくないね!」

クラウス「だな! そしたら改名しなきゃだよな。“わくわく、クラウス&ロクアンズの終わりまで安心安全トークショー”だ!」
ロク「それだー! よ〜し安全第一でいくぞ〜!

【わくわく☆クラウス&ロクアンズの終わりまで安心安全トークショー】

ロク「……で、なんだっけ?」
クラウス「カンペ、カンペ。次なんて書いてある?」
ロク「次はね、自己紹介だって! えっと、名前と年齢と職業か……。名前はロクアンズ・エポールで、年齢は12歳だよ! 職業は〜、ええっと……次元師、かな?」

クラウス「12かー。ジンと同じくらいなんだな(同じとは言ってない)
で……なんだ、じげんしって?」
ロク「じん?? よくわからないけど、そうだよ!(同じとは言われてない)
次元師っていうのは、あたしたちの世界の中で、たった100人しかいない『異次元の世界から武器や魔法などの異質の力を取り出せる人たち』のことを言うんだ! お仕事かって言われたらちがうかもだけど……」

クラウス「おー……? そういう能力が、ロクにもあるってことか?」
ロク「そうそう! あたしのは『雷皇』って言って、雷を操ることができる力なんだ〜! ねえねっ、クラウスにもそういうのあったりするの?」
クラウス「か、雷……コワ。えっ、オレの? ふっふー、見たい??」
ロク「見たい見たいっ! クラウスはどんなことができるの!?」
クラウス「よーし、よぅく見てろよー……どろん!」

 と、言った瞬間、クラウスの姿が空気に溶けるように消えてしまう。

ロク「わあああ!? えっ!? く、クラウスどこーッ!?」
クラウス「お・ま・え・のー……後ろだー!!」

(6つも年下の女の子にイタズラするクソみたいな男、クラウスの図)

ロク「ぎゃあああ! ──雷撃ィっ!」

 ロクアンズがそう叫ぶと、彼女の掌から火花のような閃光が迸って、驚いたクラウスが姿を表す。

クラウス「ぎゃあ! わあああ! ホントに雷出た! 怖ぇええ!」
ロク「もうっ! クラウスが驚かすからあっ!」

クラウス「だって、オレの〈能力〉驚かすのに向いてるから……。今のがオレの〈チェシャー〉っていう、透明になれるお化けみたいな能力。今くらいの時期だと、どっかの国では夏っていう季節で、夜になるとお化けとか幽霊が沢山出るって言うし、季節感もばっちし!」

ロク「透明になれるなんて、クラウスがもしあたしの敵だったら厄介だっただろうな〜……。あわわ、危ない危ない!
へえ〜! 今の時期ってそうなんだ! きせつかん、はよくわからないけど、クラウスもまぎれちゃえるってことだよね! ……あれ、でもクラウスは死んでないわけだから、幽霊とはいっしょに遊べないのか……? クラウス、ひとりぼっちじゃん!?」

クラウス「安心しろよ、敵じゃなくてゲストと司会者の関係だから!(ただし文字は読めない)
オレもよくわかんないけど、こういうの、季節感がばっちグーって言うらしくて……え! オレぼっちなのか! なんか急に寂しくなってきた」

ロク「それもそっか〜〜! じゃあだいじょぶだ!
きせつかんがばっちぐー、っていうの? うわあなんかいいねそれ! 帰ったらみんなに教えよーっと!」
クラウス「おう、多分みんなにキョトンって顔されると思うけどな。
さて、そろそろ次行ってみるか! ロク、カンペよろしく!」

〈カンペ〉
〜わくわく! クラウス&ロクアンズの始まる前から大事故トークショー!!〜
・自己紹介(名前とか年齢とか職業とか)
・最強資源師のふわっとした世界観とかあらすじの説明 ←
・文字数に余裕があればフリートーク

ロク「ええっ? そうかなあ……みんな喜ぶと思ったんだけどなあ……。まっ! 気を取り直して次ね! 次!
えっと〜……あれ、いままでなにしゃべってたのかな? 自己紹介? じゃあ次は……さいきょうしげんしのふわっと……ふわっ!? し、資源師ぃ!? なにこれどっから来たの資源の要素!」
クラウス「ああ。作者の……ヨモツカミのいつもの誤字だと思うから、気にするな!
で、最強資源師のふわっとしたあらすじ? やっぱ資源大切に〜、みたいな。リサイクル活動とかしてんのか?」

ロク「そうだな〜……任務の中には資源配達とかーうちの隊でもいつなにが起こるかわからないからそなえがどうとかって言ってたから、資源は大事にしなきゃってことだよ、クラウス!」
クラウス「あれっ。マジで資源を大切にする話なのか、さいじげって。地球に優しいんだな……」
ロク「? いや、ちがうけど。あれ、でもどこの作品でも資源大事にしてない? の?」
クラウス「してないんじゃねーの? ジンはこないだビーカーに入った水をヒトの顔面にぶち巻いたから、水を大切にしない悪い奴だし」
ロク「ほえ〜。そのじんって人、水がきらいなのかな……。クラウスちゃんと言ってあげた?」

クラウス「別に、ジンと喋りたいとも思わないから言ってないけど。
てかめっちゃ話逸れたな。うん、文字数の関係で厳しそうだから、さいじげが気になった方は是非URLをクリックして下さい、ということで!」
ロク「ええ〜しゃべったげなよ! そっちのが楽しいよ、きっと!
もうお別れの時間なのかな? また機会があったらおしゃべりしようね、クラウス!」

クラウス「えー……うー……まあ、気が向いたら……。
おう! 今日は来てくれてありがとうな! ロクと話せて楽しかったぜ」
ロク「こちらこそ呼んでくれてありがとうー! あたしもすっごく楽しかったよ! あ、最後に言っとくけど、あたしたちの出てる作品は『最強次元師!!』だからねっ! もうまちがえないよーに!」

クラウス「あー(笑)その辺のイジりは悪かったわ、ごめん。『最強次元師!!』でさいじげな。
機会があればまた来てくれよな、ロク」

 と言って、ハンドシェイクを求めて左手を差し出す。

ロク「うんっ。またぜひ呼ん……、? なにこの手?」
クラウス「え? 握手。……もしかして握手知らない?」
ロク「アクシュ!? クラウスの国にはそういう文化があるの!? へええ〜おもしろいね!」

 と言って、ロクアンズは差し出されたクラウスの手を握り返した。

クラウス「ロクの国、握手無いのか! じゃあ覚えとけよ。コレはお別れの挨拶とか、大切だと思ったヒトにやるんだって」
ロク「へえ〜! そうなんだっ。すてきな文化だねっ! 大切な人かあ……帰ったらみんなとアクシュしーよっと! 今日はいろんなこと教えてくれてありがとね、クラウス!」

クラウス「以上でわくわく☆クラウス&ロクアンズの終わりまで安心安全トークショー開幕ー! ありがとーございましたー!」
ジン「……閉幕でしょ」
クラウス「閉幕!!」


***
こぐもさんありがとうございました!
私がロクちゃん好きで、こぐもさんがクラウス好きで、そしたらもうやることは1つ。コラボですよ。
またいつか、他の作者様とこう言ったクロスオーバーのようなことをやらせてもらうかもしれないです。
さいじげはファンタジー苦手な人でも世界観掴みやすくて、読みやすくてオススメです! 私は特にさいじげの世界の街並みが好きです。ストーリーも勿論好きです。楽しくなる!
そして今回ゲストで来て頂いたロクちゃんが、凄く応援したくなる子で、もー、読んでいて楽しいので、コメライの最強次元師!! を皆さんも寝る間も惜しんで読んでみてください!
ちなみに資源師は下りは、私がガチで誤字しちゃって申し訳なかった(笑)あと開幕もガチミス。
こういうことやるの初めてで、本当はフリートーク(虫)とかもやりたかったんですが、割と文字数がいい感じになってしまって……。また機会があれば虫の話もしたいです!