複雑・ファジー小説

Re: AnotherBarcode -アナザーバーコード- ( No.16 )
日時: 2020/03/05 19:21
名前: ヨモツカミ (ID: CstsioPs)

登場人物バーコード1

とりあえず主要キャラクターたちのみ。頑張って余計な情報も沢山書いたので、よかったらどうぞ。
余計じゃない情報のみのやつも本編である継ぎ接ぎバーコードに掲載しているので(雑なキャラ絵もあるよ)よかったらそっちも見てくださいね。

※ここでのNo.いくつは本編継ぎ接ぎバーコードのNo.を指してます。No.って出てきたら、
No.01 曇天下のバケモノへ
No.02 朱に交じる亡霊は
No.03 哀を求めて蚊帳の外
No.04 白昼夢は泡沫の如し
のことを言ってんだろなーと思って下さい! 紛らわしくて申し訳ないです



【ジン】
黒髪で、目付きの悪い10歳前後の少年。痩せ型。その瞳はエメラルドグリーン。
(一般的なエメラルドグリーンが青緑っぽい色の事を呼ぶので、そっちを想像する人も多いかもしれないが、私はエメラルドのような緑、つまりただの緑のつもりでいた。超ミス。どうしよっか)

額の左側から鼻筋を通って右頬にまで続く大きな縫合痕があり、これは首、左の二の腕、右肩、肋骨の上、腹回り、右腿、両手首、両足首にも同じ様な痕がある。
初対面では子供らしくない話し方をすると思われがちだが、打ち解けてくると少年らしさが出てくる。やや毒舌。バーコード以外、人間や動物には基本的に優しく接する。

能力は〈シュナイダー〉という、黒いナイフを操る能力。ナイフの素材は不明だが、発動するときは黒い粒子のようなものが集まってくるので、私の中ではカビ胞子ではないかと考えている。
ナイフは数の制限無く出せるため、その気になれば相手をハリネズミにするくらいのナイフを扱えるが、集中力が持たなかったり、精神的疲れが出るのであまりやらない。長時間のパソコン作業をしたときくらい疲れる。オロナミンCを飲めばごっきげんになれるかもしれないが、つぎばの世界にそんなものは無い。

【余計な情報】
誕生日は9月13日で、誕生花は彼岸花。実は甘い物好き。
イメージフラワーはリンドウ。花言葉は「悲しんでいるあなたに寄り添う」
名前の由来は漢字変換で「刃」。ミジンコは関係ない。
モンハンの迅竜ナルガクルガがジンに似てる気がしたけど、全く関係ない。

ジンのナイフがカビなら、カビキラーを吹き掛ければ勝てるか? →勝てません。カビキラーは長時間つけ置きしないと効果が無いため、カビキラーをかけられてもジンはあなたを殺すことができます。
ジンの顔にかければ勝てる? →児童虐待で訴えられて負けます。

(以外No.3読後の方以外は閲覧注意)
漆黒バーコードにより不老不死となり、見た目は13歳くらいで止まっているため身長は149cm、体重38kg、実際の年齢は100を超えている。つまり合法……いや、脱法ショタ!
そう、主人公の正体はただのジジイということになる。そのくせ口調は子供らしさを残しているのは、見た目と共に心の成長も止まってる説と、見た目に合わせて少年のふりをしている説がある。個人的に後者は嫌なので前者説を推します。
漆黒バーコードの性能によるものなのか、他のバーコードに比べても治癒力が高い。

【ジンについて】
ジンは明かされていることがかなり少ないけど、「継ぎ接ぎの体」「バーコードを殺すという目的」(No.01)「不老不死の体」(No.02)などの情報だけでも抱えているものの重さがわかると思います。

何故体中に縫合痕があるのかについてはまだわかりませんが、No.04で、「父親に貰った」ということを仄めかします。No.03では桜色の髪の少女と、母親「ドロシー」に関しても触れます。家族揃って何かを抱えていた、という話も少しだけします。
つぎばは、少しずつ明らかになるジンや桜色の少女の過去と、今を生きるバーコード達の物語です。(今考えたフレーズ)

両親の話になると、100年近く生きるジンの、かなり昔の過去の話になりますが、やや最近の過去の話“タンザナイト”との関係もまだ本編で書けてません。これから書きますが、No.02でマリアナとニックが「ジンがアイリスとローザを殺し、」という会話をしています。No.04冒頭のタンザナイト達との過去の回想ではアイリスとも仲良さげにしていましたけど。

アイリスに関してはあざばで書いた「シオンの花束」でジンとの出会いの話を書いてます。ずっと前から書きたかったところだけど5000文字くらいでいけるかなーと思ったら20000文字行ってビビりました。本編No.01は19000文字くらいなのに。

【ジンの生まれ】
ジンは、元々オズの魔法使いとか童話を題材にした別の小説を書いていたときの主人公でした。(その頃の名前はドロシー)
ちなみにその話にもクラウス、トゥール、桜色ガール、トト、ニック、マリアナ、ユミト(本編未登場)、ローザ……主要キャラほとんど出てました。
オズの魔法使いでは、エメラルドシティという、オズの国があって、ジンの瞳のエメラルドグリーンは、それが由来です。




【クラウス】
肩に付かないくらいの長さの曇り空の様な灰色のふわふわした髪に、垂れ目で隈の目立つ金色の瞳の青年。色白で痩せ気味なので、不健康そうに見える。
(目の色を“金色”としているが、次に紹介するトゥールの瞳は琥珀色をしており、ぶっちゃけ色の違い無いじゃんということに気が付いて、黄色にしとけばよかったかもとよく思う。超ミス。どうしよう)

年齢は18歳だが、精神年齢はジンよりも遥かに幼い。猫を見つけたら追いかけるし、自己中心的で我がまま。人を罵倒するときの語彙は「バカ」くらいしかない。

能力〈チェシャー〉は、自分の姿透明化させることのできる能力。クラウスの触れている物も透明化できる。その能力を戦闘に活かすような技術は無く、基本的な戦法は逃亡。

(余計な情報)

誕生日は2月22日。誕生花は赤いフリージア。身長172センチ。
好きな虫はカブトムシ。カタツムリも大好きだが、カタツムリは虫ではなく妖精だと思いこんでいるため、好きな虫ではない。

クラウスの絵だけ知っていた方に「女性だと思ってた」と言われたり、ふざけて桜色ガール、アケ、マリアナ、クラウスでヒロインは誰だ投票した際、見事ヒロインの座を獲得したり、なんかもう、ヒロインです。

(以外No.3読後の方以外は閲覧注意)
12歳の頃に母親を紅蓮バーコードに殺害されて、自分はバーコードに研究施設に連れてかれて、翡翠バーコードにされてしまった。〈能力〉を上手くコントロールできなくて、勝手に透明になる。幽霊のようだと言われてきた。
そのうえ、クリムゾンと呼ばれる、紅蓮バーコードのように殺人衝動に苛まれるとななんとかで、本編ではジンを殺害し、メルフラルも殺害しかけた。過去にも数人殺してしまったことがあり、そうとう気に病んている。

母親との思い出を忘れたくなくて、母の教えを全て信じこんでいる。ヒトは死んだら星になる、カタツムリは妖精である、シュトラール祭の願い事は本当に叶う等。
て、設定ですが、私のいつ書いたか分からぬメモにはこんなことも書いてありました。
「思い出でしかない存在になったお母さんを生かすには、オレが信じるしかない。本当は雲が水蒸気の塊なことも、死んでも星になれないことも、カタツムリは誰も幸せにしないことも、わかっていた。信じるのは縋りついていたいから。色褪せないように。風化しないように」

名前の由来は曇るという単語、クラウドから。能力はチェシャ猫から。クラウスはそもそも「鏡の国の君を捜して」という別創作を書こうとしてたときのチェシャ猫のことでした。




【トゥール】
鋭い爪を携えた大きな蜥蜴の腕と足、割と器用な尻尾を持った翡翠バーコードの男。24歳。瞳は琥珀色で、爬虫類の様に瞳孔の形が変わって気持ち悪い。見える所では、頬や項、手足が深緑の鱗に覆われている。その姿を見られないよう、フード付きのローブを被っている。性格は大人しいが(というか根暗)、戦闘狂。
能力名は〈サウルス〉と言い、蜥蜴のような姿になり、爬虫類にできることは大体できる。

(余計な情報)
誕生日は6月23日。誕生花はミヤコワスレ。花言葉は「また逢う日まで」

〈能力〉により少し身長をかさ増しして189センチあるが、実際は182くらい。能力が解ける日は来ないのでこれ程無駄な設定もないと思う。

トカゲだが蝿は食べません。脱皮もしないんじゃないかな。

(以外No.3読後の方以外は閲覧注意)
No.01でやたら出番が多かったせいで主人公だと思われがちだが、そんなことない。
過去に桜色の少女との面識があり、彼女と出会う前はとある研究施設の清掃員……マジで廊下とかトイレの掃除をしていた訳ではなく、必要の無くなった実験体を処理、つまり殺す役割を担っていた。そのため、殺すことが自分の生存に繋がるという思考を持ってしまい、現在でも割と他人を殺すことに躊躇が無い。
少女との出会いで思考が代わり、その後に出会ったクラウスのことは結局殺さなかった。

兄の名前はルーカス。彼は現在、ハイアリンクとして活動しているが……

名前の由来は不思議の国のアリスに出るトカゲのビル。ビルは高い建物→塔→どっかの国の言葉で塔という意味の言葉→トゥールとなった。背が高い(Tall)とかは無関係。