複雑・ファジー小説

Re: 転生と異世界とヲタク ( No.12 )
日時: 2019/04/15 16:46
名前: Nahonn (ID: 3nlxUYGs)


 皇くんは、辺りをみわたした。が、その夜叉らしき者は見付からない。

 「す...皇くん?」

 声を掛けると、皇くんは、しずかにしろ、とでも言いそうな目で此方を見た。

 ハイハイ、とんでもごぜーません。←

 なんて心の中でふざけていると、天罰が下ったのか。

 それとも、夜叉の気まぐれか。











 .....私の脚が消えていた。

 すぐに覚えた感覚は

 熱に似た感覚だった。

 その後、すぐに痛みが走る。

 「ぁああああぁぁああああぁぁぁぁああ」

 私は、何とも言えないその痛みをはきだした。

 生きているからか、トラックに轢かれた時よりも痛い。

 私は、それを必死に堪えた。それでも激痛は変わらない。

 喉の奥に溜まった熱は血となり、それを吐き気と共に吐き出す。

 もう、あたまがまわらなくなってきた。

 わたし、もうしぬのかな。





 そこで、私は意識を失った。