複雑・ファジー小説
- Re: 王城【8月30日まで毎日連載、全51話】 ( No.3 )
- 日時: 2019/07/22 13:37
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
王城:第3話
【宿で過ごす鎌霧たち】
鎌霧「奥様。父上が亡くなられたというのは…」
縁子「お黙り。そのような事を口に出してはならぬ。」
その宿に西日本軍の武将が入ってくる。
武将「お前らが鎌史の妻子たちか?」
縁子「そうですが?」
武将「連れ出せ!」
武将は鎌霧たちをひきづり出す。
【宿・外】
外には長谷川慧優がいた。
長谷川慧優「お前たちが鎌史の息子か?」
縁子「あなたは…西日本軍の…」
長谷川慧優「この者たちを殺すのだ!」
兵士が鎌霧たちに刀を振り下ろそうとした時…
謎の覆面した男がやって来る。
「待つのだ!」と。
その男は兵士たちを刀で斬る。
兵士たち「何者だ!」
覆面男「私は東日本の泰門の城主・唐祐だ。その妻子たちを放せ!さあ逃げよ。」
覆面男は兵士と戦う中 鎌霧たちは逃げる。
「追え!」
10年後…東日本出兵時、解任された臣下らは復職し臣下らの専横で国は混乱していた。しかし東日本と西日本の合併策は消えるが西日本対抗軍も現れてしまう。。
【西東境界線】
100人の兵を連れてやって来る謎の男。
謎の男「攻撃しろ!」
兵士の矢を避けながら境界線を破ろうとする男
境界線の兵士たち「鎌霧の攻撃だ!」
そう。この男は鎌霧。
そこに鎌仁がやって来る。
鎌仁「鎌霧。攻撃をしておるのか。攻撃は程々にせよ。西日本朝廷に知られれば討伐軍が出てもおかしくない。西日本が東日本に攻撃を仕掛けるやもしれぬからな。」
鎌霧「攻撃されたら倒せばいいんだ。攻撃されたなら''正当防衛''という名文が出来るではありませんか。」
鎌仁「そう西を甘くみてはならんぞ。」
すると、兵士が全滅しようとしているのをみた鎌霧。
鎌霧「退却だ!」
【西日本朝廷・王室】
陛下「また東日本軍が?このまま知らぬふりをしてはおけぬ。もし境界線が破れでもしたらどうする?私は討伐軍を出す事を命ずる。」
長谷川慧優「私、内閣総理大臣首相 長谷川を討伐軍の先鋒にお立たせ下さい!陛下。」
陛下「よかろう。そなたに軍事権全権を下す。」
長谷川を睨む吉柄(よしがら、東日本出身 慧優の横暴に目を向ける。)
終